「矛先」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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矛先(ほこさき)

怒りの矛先が向いたなどの使い方されるこの言葉、しかし、この矛先にはどのような意味があるのでしょうか。矛先をむけられることによって、その人は何をされるのでしょうか。
また、矛先という言葉はどのように生まれたのかなど、詳しく見てみましょう。

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矛先の意味とは

矛先とは「矛の切っ先、攻撃の方向」のこと指します。

矛先の由来

矛先を向けることは、相手に対して攻撃を仕掛けるということであったことから、「矛先」という言葉は「矛の切っ先」から転じて「攻撃の方向」などの意味も含まれるようになりました。

矛先の文章・例文

例文1.非難の集中している矛先を転じる。
例文2.この問題の内容がとても難しいからか、批評家の矛先が鈍る。
例文3.矛先が向いた先には、とてもいたくないと思ってしまう。
例文4.この問題について意見したために、矛先がこっちを向いてしまった。
例文5.非難の矛先が、このまま変わることはない。
攻撃される先なので、その先にはいたくないと思ってしまいますね。

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矛先の会話例

  • この問題についてだが、この対処はまず、該当するチームの初動が遅かったのではないでしょうか。

  • これはあなたに報告した時点で、そちらの対応に対して問題があったのではないでしょうか?

  • そんなに矛先を向けないでくださいよ。こっちはなにも落ち度がない。

  • そういっていられるのも今のうちですよ。すぐにこの言葉の意味わかります。

問題の矛先が向けられた際には、どうやって転じることができるか考えてしまうものです。

矛先の類義語

矛先の類義語として「おとりになる」「矢面に立つ」があげられます。

矛先まとめ

例えば怒りの矛先を向けられた時、どうすればいいのでしょう。その怒りが言いがかりの場合には、冷静に落ち着くように言うことによって、怒りを鎮めることができるかもしれません。しかし、そうではなく自分のミスであった場合、それは相手に真摯に謝ることをすすめます。
矛先を向けられてしまうと、どうやって転じることができるか、を考えてしまいがちですが、その怒り自体を鎮めることが一番ではないでしょうか。
最近だと、SNSなどでたびたび炎上していることからも、批難の矛先をどこに向けようかみんな探っているような気がします。そうではなく、みんなが良いものに対してもっと称賛するようにしたいですね。そのために、SNSでは気が滅入るような批難の記事よりも、良いことをしたことを称賛できるような記事を探してみてはいかがでしょう。

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