「矢面」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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矢面(やおもて)

矢面とは、相手の非難や質問など真正面から受ける立場のことです。また矢が飛んでくるであろう最前線、敵の攻撃してくる前面を指しています。一般的には「矢面に立つ」「矢面に立たせれる」という様な使われ方をする事が多く、耳にする機会も多い言葉です。今回は矢面の意味や由来、例文や類義語などを交えて、わかりやすく解説をしていきます。

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矢面の意味とは

矢面の意味とは、相手の非難や質問など真正面から受ける立場のことと、矢が飛んでくる最前線や前面を指している言葉です。非難や批判は人間誰しもが避けたいところではありますが、組織の中でもポジションが上がれば必然的に責任も重くなり、矢面に立ったり、矢面に立たされたりする場面は増えてきます。そしてそこでどういった振る舞いをするかがリーダーの資質と言ってもいいでしょう。

矢面の由来

矢面の元々の語源は、「矢が飛んでくる正面」、「敵が攻撃してくる正面」などです。このことから今日では、非難やヘイトを買うような立場を指す言葉として使われるようになったと考えることができます。

矢面の文章・例文

例文1.今矢面にたてば必ず多くの国民から反感をかうのは目に見えている。
例文2.この議題には多くの質問が飛んでくるのは明らかであり、矢面に立つ前に予め返答を考えておく。
例文3.矢面に立つほど実力は彼にはないので、しっかりと研修を積んでもらうことにした。
例文4.矢面に立っていれば、多くの非難や罵声を浴びせられるのはわかっているが、誰かが代表として挨拶をしなければならない。
例文5.この問題に対しての説明をするために矢面に立つ人は決まったが、問題にどういった対応をするかはまだ決まっていない。
これらから矢面は非難な質問などを受ける立場に立つときに使われる言葉です。矢面は非難や質問など真正面から受ける状況には最適です。例文を覚えて使いこなせるといいですね。例文以外でも使える場面もあるかもしれません。是非いろいろ使えそうな場面を考えてみてください。

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矢面の会話例

  • 今度、この前起こった問題について謝罪の場を設けなければならないんだよね。

  • それは大変そうだね。その問題については多くの人が聞きたいことがあるだろうし、矢面に立つ人は大変そうだね。

  • そうなんだ。だから今事前に受けそうな質問を上げてそれらの対応についても考えているところなんだ。

  • 事前の準備は大切だね。上手く終えられるといいね。

問題が起こったり、失敗を起こしたりすると質問攻めや非難を受けてしまうことはあると思います。そんなときは予めにどういった対応をするのか考えておけば上手く乗り切ることができるかもしれません。

矢面の類義語

矢面の類義語には、「対峙」「先番」「矛先が向く」などがあります。

矢面まとめ

何事でも代表であったり、リーダーであったりと人の表に立つと反感をかったり、批判されたりすることもあるでしょう。矢面に立つ人はそのようなことを乗り越えないといけないときもあるでしょう。そしてその結果がリーダーの資質を高めるの同時に周りからの信頼を集める事に繋がるのではないでしょうか。

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