秘事は睫(ひじはまつげ)
秘事は睫とは、秘めた事や秘められた伝えというものは睫のようなもので、案外自分の近くのところにあるが容易には気づかれないという事です。人はいつも周りばかりに目を向けてしまいがちで、とても近くにあるのに気が付かないなんてことがあると思いますが、今回はそのような意味を表す「秘事は睫」という言葉の解説になります。
秘事は睫の意味とは
秘事は睫の意味は、隠し事のような秘めた事や、秘められたつたえと言うのは、案外目の上にある睫のようにとても近くにあるが、中々容易には気づけないという事です。似たような言葉には灯台下暗しという言葉もありますが、これも灯台は周りを照らしていて明るくしているものだが、その灯台の真下は光が当たっていなくて真っ暗であるという事です。つまりは、近場にあるものにはなかなか気が付きにくいという事です。秘事に睫という言葉も、そんな同じような意味を表す言葉になります。
秘事は睫の由来
睫とは、目の上にある毛のことですが、自分の目で睫を見ることはほとんどできないと思います。そのため、睫という言葉を使われて秘事に睫というように使われるようになりました。
秘事は睫の文章・例文
例文1.まさか隣の家に住む人があの有名なYoutuberだったとは、まさに秘事は睫だ。
例文2.ずっとないと思って探していた財布が普通に机の上にあり、秘事は睫だった。
例文3.引っ越したばかりで街に何があるかをあまり知らず、わざわざ遠くのスーパーまで出かけていたが、徒歩3分のところにもスーパーがあり、秘事は睫だった。
例文4.ずっと探していた目薬だったが、秘事は睫で普通にバッグの中に入っていた。
例文5.テストの答案を隠そうと思って、秘事は睫と思ってあえて近くに隠したが普通に見つかって怒られてしまった。
秘事は睫を使った例文になります。
- [adsmiddle_left]
- [adsmiddle_right]
秘事は睫の会話例
-
あれ、何かあったの?
-
ガスコンロが故障してしまったみたいで火がつかなくて、見てもらえませんか。
-
あー、これはそもそもガスの元栓が閉まってるね。
-
あ、本当だ、全然気づかなかったです。こんな基本的なことで躓いてしまって、秘事は睫でした。
基本的なことで迷っていら指摘されたという場面です。
秘事は睫の類義語
秘事は睫の類義語は、「灯台下暗し」「岡目八目」などがあげられます。
秘事は睫まとめ
秘事は睫とは、隠し事などは案外身近なところにあるが気が付かないというものです。類義語の灯台下暗しは、聞き馴染みもある言葉だと思うので、灯台下暗しとほとんど似たような意味だと考えれば理解しやすいのではないでしょうか。