空梅雨(からつゆ)
「空梅雨」とは、梅雨の期間でありながら雨が少ないことです。今年は梅雨なのにそんなに雨が降ってないという年もあると思いますが、それはまさに「空梅雨」の年と言えます。それでは、なぜ「空梅雨」と言うのか?その由来や使い方について解説していきます。
空梅雨の意味とは
「空梅雨」の意味は、以下の通りです。
・梅雨の時期でありながら雨の量や雨の日が少ない事。
・梅雨前線に沿った降雨量が少ない年。
・降雨量が比較的少ない梅雨。
空梅雨とは、雨が比較的少ない梅雨のことです。梅雨の時期になると、気持ちもあまり上がらないなんて方も多いと思いますが、空梅雨であれば雨も少なく喜ぶ方も多いでしょう。しかし、農業などは雨が降らないと厳しいということも多くあり、空梅雨が必ずしも良いというわけではありません。
空梅雨の由来
「空」には、皆さんも知っている「そら」という意味もありますが、「普通はあるはずの物が無い」と言う意味もあります。
「空梅雨」と同じような表現で「空砲」があるように、実弾の入っていない銃のことを指し、まさに中が空の状態です。そのような意味から使われるようになりました。
例文1.去年に引き続き今年は空梅雨の年になるそうだ。
例文2.空梅雨の影響で、干害の影響が心配される。
例文3.空梅雨の年は、台風が多いと言われている。
例文4.空梅雨で水不足に悩まされる地域があるが、そのような地域は空梅雨に対応する知識を持っている。
例文5.毎年、梅雨の時期は屋外競技のスケジュールを組まないようにするが、今年は空梅雨だったから後悔をしている。
「空梅雨」についての例文でした。
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空梅雨の会話例
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今年は空梅雨で梅雨なのに雨が少ないね。
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困ったわ、実家が農家なんだけど、また影響受けるかも。
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農家にとっては、雨が少ないってのは大変なことだよね。
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そう。天気の影響は大きいのよ。
米農家の女性と男性の会話です。空梅雨だと農作物への影響もありますね。
空梅雨の類義語
空梅雨まとめ
「空梅雨」とは、梅雨の時期であるにも関わらず、雨の日や降雨量が少ないことです。数年前に、本当に雨が少なく、その影響で干害になった地域がありました。雨が少ないのは嬉しい気もしますが、少なすぎても良くないということですね。