「空風」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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空風(からかぜ)

「空風」とは「群馬や静岡などの平地に向かって吹かれる強烈な冬の季節風」です。夏に多い台風も強烈であり甚大な被害を及ぼしますが、毎年安定して人々の生活に影響を与えていて、最早真冬の名物といっても過言ではなく、乾いた風なので余計に寒さが骨身に染みてしまうのです。

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空風の意味とは

「空風」の意味は以下の通りとなります。
 (1)冬の自然現象で、雨や雪を伴わない強く乾いた北風。
 (2)冬に吹く強風となる北風や北西風で、特に関東地方の季節風を指す表現。
 (3)「乾風」「からっ風」も同義。
 (4)「そらかぜ」と読む場合は、風邪になったふりをする事。嘘の風邪。
「空風」は冬の季節の晴れた日に吹く強い北風で、特に関東地方の群馬県付近の関東平野で吹く季節風を指す表現となります。それ以外の地域でも「空風」としても問題なく静岡県西部の場合は「遠州の(からっ風)空風」と呼ばれていますが、最も有名なのは群馬周辺で吹き荒れる風なのです。理由としては群馬は北と西に有名な白根山や赤城山があり、東は一点して関東平野で平地になるので二本海の雪を降らせた強い風が山を越えて勢いを増すからです。使い方としては「空風が吹く」「空風を感じる」といった風になります。

空風の由来

「空風」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては江戸時代の俳人・河合曽良の俳句などに文言が記されています。

空風の文章・例文

例文1.群馬は空風が強くて、洗濯物が驚くほど早く乾く。
例文2.今日は天候が穏やかだと思っていたら午後から急変し、いつもの空風が吹いてきて逆に安心した。
例文3.子供が出掛けようとしたので、「空風には注意しなさい」と声を掛けた。
例文4.バイク乗りだが冬の群馬は空風がバイカーを存分に苦しめる危険地帯だ。
例文5.空風を感じたくて群馬に旅行へ来たのはいいが、温泉以外に特にやる事がない。
「空風」を使った例文となります。

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空風の会話例

  • ダメだよ。今日のように空風が強い日は窓を閉めないと。

  • ごめんごめん。忘れていたわ。

  • でも群馬に越してきて何年も経つけど、未だに空風には慣れないな。

  • 本当よね。想像の何倍も強い風で、それなのに夏は暑いし…。まあ、受け入れるしかないわね。

群馬の名物でもある「空風」についての夫婦の会話です。

空風の類義語

「空風」の類義語には、「木枯らし」「北風」「寒風」「陰風」などの言葉が挙げられます。

空風の対義語

「空風」の対義語には、「南風」「青嵐」「湿風」「熱風」「温風」「涼風」などの言葉が挙げられます。

空風まとめ

「空風」は冬に吹く乾燥した強風や北風の事です。雨や雪がない状態での季節風で、特に群馬や静岡の「空風」が有名でその地域の名物的な存在感を発揮しています。

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