竜頭蛇尾(りゅうとうだび)
皆さんは、持久走をするにあたって気をつけることはありますか?
多くの人は、最後まで走りきるためにペース配分に気をつけると思います。最初に飛ばして走ってしまうとのちのち体力がなくなってきてしまい、よいタイムを出すことができなくなるからです。最初だけ勢いが盛んでも最後は振るわない様子を表す四字熟語として竜頭蛇尾という言葉があります。今回はそんな竜頭蛇尾の使い方や由来について説明していきます。
竜頭蛇尾の意味とは
竜頭蛇尾とは、はじめは、勢いが盛んだが、終わりは振るわないことを意味する言葉です。
竜頭蛇尾の由来
竜頭蛇尾の文章・例文例文1.1500メートル走で序盤に一位であったが後半では振るわず最下位となってしまい、まさに竜頭蛇尾である
例文2.午前中は活気溢れるお祭りだったが午後には人もほとんどいなくなり、これが竜頭蛇尾ということだろう
例文3.放送当初は人気俳優が出演することで注目を集めていた連ドラだったが、思った以上に視聴率が伸びず竜頭蛇尾に終わる
例文4.彼は何かを新しく始めるときは、とてもやる気があるがすぐに飽きてやめてしまう。竜頭蛇尾とはまさにこのことである
例文5.サービス開始はとても人気があったが今ではユーザーがほとんどいなくサービスが来週終了するらしく竜頭蛇尾で終わりそうだ
竜頭蛇尾は、広く使える言葉です。是非覚えておくと良いでしょう。
竜頭蛇尾の会話例
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彼は、移籍した当初はとてもチームで活躍していたが、最近はあまり活躍もできていないし、スタメンからも外されてしまっていて残念だよ
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僕も残念に思うよ。僕は彼の大ファンだったからね。プレーはとても魅力的でいつも驚かされていたよ
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ほんとだよ。
契約ももう少しで終わるから次はどこのチームに行くのかは気になるところだけどね -
そうだね。だけど彼は明日の試合にスタメンで出場予定だからこのまま竜頭蛇尾で終わらず、最後にいい結果を残して欲しいよ
使い回しとして「竜頭蛇尾で終わる」と言うことがよくあるので覚えておくと良いでしょう。
竜頭蛇尾の関連語
竜頭蛇尾の関連語としては「腰折れ」「評判だおれ」などがあげられます。
竜頭蛇尾まとめ
何事も継続的に、持続的に続けるには、計画性が大事です。仕事をするにしても勉強をするにしても息抜きや休憩をしないとむしろパフォーマンスが落ちてしまうこともあります。だからこそ、計画を立てて、いかに効率的に作業を行うか考えて物事に当たれると竜頭蛇尾に終わることもないでしょう。