策を弄する(さくをろうする)
策を弄するとは、必要以上のはかりごとをすることです。できる限りの策を考えてそれを講じるさまを表すときに使われます。最大限の備えで最善を尽くすというポジティブな意味だけの言葉にも見えますが、実はネガティブな意味合いでも使われ得ることがあります。そのあたりにも少し触れつつ、「策を弄する」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。
策を弄するの意味とは
策を弄するは、はかりごとをすることです。あれこれと思いを巡らせすぎて、どれも中途半端だというネガティブな意味で使用されることを稀にある言葉です。
策を弄するの由来
策を弄するの「策」ははかりごとをするという意味を持っており、「弄する」は思うままに操るという意味を持っており、これらの言葉を組み合わせて策を弄するが成り立っています。
策を弄するの文章・例文
例文1.かの戦いでは、策を弄することによって少ない人数で圧倒的に不利な状況にも関わらず勝利を納めることができた。
例文2.あまりの実力差がある相手には、策を弄することだけでは敵うはずもない。
例文3.入賞するためにできる限りの策を弄したが、結果は振るわなかった。
例文4.策を弄することによって、今までよりもよい結果を出すことができて下準備の大切さに気付く。
例文5.相手の思考レベルに合わせて策を弄することによって見事に勝利する。
これらから策を弄するという言葉は普段から使われるものだとわかると思います。何か勝負事などで策を講じる様子を表すときに使われるので覚えておくと役に立つでしょう。
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策を弄するの会話例
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そういえば昨日は遅くまで学校に残っていたけど、何をしていたんだい?
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今週末に大事な試合があるから相手チームの過去の試合を見て対策を練っていたんだよ。
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そうだったんだね。悔いが残らないように策を弄することはできたのかい?
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うん。もちろんさ!試合には負ける気はしないよ。まあ、油断はせず全力で挑むけどね。
策を弄するというものは、日常会話でも使うことがあると思います。特にはかりごとするには使える言葉なので機会があったら是非使ってみてください。
策を弄するの類義語
策を弄するの類義語には、「策士」「業師」「政略」「手の内を隠す」「八百長」「裏工作」「陰謀」などがあります。
策を弄するまとめ
策を弄するように予め準備しておくことは私生活でもあると思います。もしかしたらそんなときに策を弄するという言葉を耳にしたり、使ったりすることがあるかもしれません。これを機に策を弄するの使い方をマスターできるといいですね。また、合わせて類義語も知っておけると言葉の引き出しが増えていいでしょう。