「管を巻く」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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管を巻く(くだをまく)

「管を巻く」とは、訳のわからないことや不平不満を何度も繰り返し喋ることです。よくお酒の飲みの席などで用いられる言葉で、酔っぱらって呂律が回らずに同じようなことばかり喋り続ける様子を揶揄するといった、マイナスの意味で使われることの多い言葉となっています。今回は、そのような「管を巻く」という言葉について解説していきます。

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管を巻くの意味とは

管を巻くとは、よくわからないことや、不平不満など、しょうもないことをあれこれと何度も繰り返し話すことです。元々は「くだを巻く」という表記で、ここでの「くだ」とは「くどい」、「くだくだしい」から来ています。そのため、「管」は本来それらの意味である「くだ」の当て字で使われるようになったとされています。飲み会の席で酔っぱらって何度も同じことや不平不満を漏らす人を見かけたこともあると思いますが、そのような様子のことを指す言葉になっています。因みに、管を巻くは英語で、「to grumble over one’s wine cups」と表記されます。

管を巻くの由来

管を巻くの由来は、機織りから来ています。糸をつむぐときに用いる軸をくだと言い、また、糸繰車で糸を巻く時に“ぶーん”と音がする様子がぐだぐだと繰り返し喋る様子に似ていることから、使われるようになったとも言われています。

管を巻くの文章・例文

例文1.あの上司は酔っぱらうと管を巻きがちだから、あまり一緒に飲みに行きたくない。
例文2.お酒に弱いから、飲みの席では管を巻かないように気を付ける。
例文3.彼は仕事もよくできるのに、管を巻くところが本当にもったいない。
例文4.管を巻く人には、何も言わずに聞き流すことが効果的だ。
例文5.お酒の席は、管を巻かずに常に冷静にしておくのが大事である。
管を巻くを使った例文になります。お酒の場面で用いられることの多い言葉です。

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管を巻くの会話例

  • 僕の父はいつも酔っぱらって帰ると家で管を巻いて色々話してくるんだ。

  • それは大変ね、でも相手してあげて偉いよ。

  • 自分がお酒飲むときにはあんな風にならないように気を付けるようにするよ。

  • それは大事だね、子は親に似るっていうから気を付けてね。

酔っぱらって管を巻く父親について話をしている様子です。

管を巻くの類義語

管を巻くの類義語は、「饒舌」や「くどくどしい」があげられます。

管を巻くの対義語

管を巻くの対義語は、「寡黙」などがあげられます。

管を巻くまとめ

管を巻くとは、お酒の席などで、訳の分からない愚痴や不平不満などを何度も繰り返し喋ることでした。お酒の席では自身のコントロールもつきにくくなりがちなので、相手に迷惑をかけないためにもしっかりと気を付けたいですね。

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