「簀子の下の舞」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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簀子の下の舞(すのこのしたのまい)

縁の下の力持ちとほとんど同じ意味になりますが、それに比べるとあまり馴染みの薄い言葉になるかと思います。意味が同じと分かれば「あぁそういうことか!」となりますが、ぱっと見どう言う意味かわかりづらいですよね。今回はその簀子の下の舞について解説していきます。

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簀子の下の舞の意味

表舞台には出ず陰ながら人の支えとなる人、人知れず他人のためになるという意味になります。
相手の知らないところで作業のしやすい環境を作るなど、あまり人が気にしないようなところで陰ながらに助けになっている人のことを指します。

簀子の下の舞の由来

簀子(すのこ)とは、劇場の舞台の天井のことを言います。
縁の下の力持ちと同じで、大阪の天王寺に、演者が人知れず簀子の下で舞の踊りの練習をしていたことから簀子の下の舞ということわざができました。

簀子の下の舞の文章・例文

例文1.私がのびのびと仕事できているのは簀子の下の舞になってくれている夫がいるからだ
例文2.簀子の下の舞となってくれているマネージャーのおかげで舞台も他の仕事も成功した
例文3.仕事が上手くいっているのも同僚が簀子の下の舞になり上手くタスクを割り振っているからだろう
例文4.ここ数年健康な生活がおくれているので簀子の下の舞となってくれている妻に感謝しないといけないな
例文5.簀子の下の舞となる人物がどれだけ頑張っているか知っている人は少ない
陰ながら支えになっている人を簀子の下の舞というので、努力なども知られていない場合が多いです。

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簀子の下の舞の会話例

  • お疲れ様。プロジェクトやっと終わったな。

  • 無事に終わって良かったよ。
    一時期はトラブルとか進行が遅いとかで間に合わないかもだったしね。

  • 知ってる人は少ないけど、君が簀子の下の舞で頑張ってくれたおかげだよ。

  • そんな大したことしてないよ。でも、ありがとう。

簀子の下の舞となってたくさんの人の助けになった人を労う会話になります。

簀子の下の舞の類義語

簀子の下の舞の類義語は「縁の下の力持ち」「縁の下の舞」などがあげられます。

簀子の下の舞まとめ

縁の下の力持ちや簀子の下の舞のように、人知れず「人のために頑張る」人というのは案外多く、それも自身にとってはつらいことではなくなんでもやってのけちゃうなんて人も中にはいます。自分や周りの人の成功や集中しやすい環境も、もしかしたらそんな簀子の下の舞となり頑張る人のおかげかもしれませんね。そういう人を見つけてさらに頑張れる人になりたいものです。

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