「糊口をしのぐ」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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糊口をしのぐ(ここうをしのぐ)

「糊口をしのぐ」とは、貧しいながらも、どうにか生計を立てて暮らしていくという意味です。糊口とはお粥を食べることを表しており、「のりくち」ではなく、「ここう」と読むので注意が必要です。それでは今回は、「糊口をしのぐ」について解説をしていきます。

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糊口をしのぐの意味とは

糊口をしのぐとは、貧しいながらもどうにか生計を立て、暮らしを送るという意味です。糊口は、お粥のような粗末な食事を食べることを表しています。そのため、糊口をしのぐとは、水でかさ増ししたお粥のような粗末な物ばかりだが、それを食べて何とかその場を凌ぐといった意味になります。因みに、糊口をしのぐは英語で、「bare subsistence」と表記されます。

糊口をしのぐの由来

糊口をしのぐの「糊」は、お粥を表しています。また、「口」は口を通して食事をすることから生活を立てることを表しています。そのため、茶碗一杯分のご飯が水分を多くすることで2倍の量になり、お腹が膨れやすいお粥を食べることで、何とか暮らしていくことを表しています。

糊口をしのぐの文章・例文

例文1.家庭の糊口をしのぐために、高校生からバイトを始める。
例文2.コロナで職を失い、ウーバーイーツの配達員をして糊口をしのぐ。
例文3.天候によって左右される農業は、不作の年は糊口をしのがざるを得ないのが現実だ。
例文4.親の借金のせいで、糊口をしのぐ生活を強いられる。
例文5.自営業だけじゃ生計を立てられず、糊口をしのぐために副業をする。
糊口をしのぐを使った例文になります。コロナ渦でデリバリー需要が増え、ウーバーイーツの配達員を始めた人も多いようです。

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糊口をしのぐの会話例

  • 明日どこか遊びに行かない?

  • ごめんね、明日もバイトなの。

  • いつもバイト頑張ってるね。

  • うん。自分で学費と生活費を稼がないといけないから、バイトしながら糊口をしのぐ生活をしてるよ。

大学生同士の会話をしている様子です。

糊口をしのぐの類義語

糊口をしのぐの類義語には、「飢えを凌ぐ」や「口凌ぎ」などがあげられます。

糊口をしのぐまとめ

糊口をしのぐをは、貧しい中でもどうにか生計を立てて暮らしを送ることでした。このコロナ渦の影響で、仕事などにも影響が出てしまい、糊口をしのぐ生活を強いられてしまった人も多くいるのではないでしょうか。早くみんなが元の生活に戻り、豊かに暮らせるようになると良いですね。

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