紆余曲折(うよきょくせつ)
紆余曲折とは、様々な事情が重なっていて、物事がうまくいかないことです。また、道や川が曲がりくねっていることを表す意味でも用いられる言葉です。今回は、その「紆余曲折」について、解説していきたいと思います。
紆余曲折の意味とは
紆余曲折の意味は、様々な事情が重なっていて、物事がうまくいかないことです。よく、波乱のある人生を「紆余曲折の人生」と言われることもあります。また、ビジネスシーンにおいて「紆余曲折を経た製品」などという言い方で用いられることのある言葉になります。道や川などが曲がりくねっているということを表す意味でも用いられます。紆余曲折は英語では、「turn and twist」と表記されます。
紆余曲折の由来
「紆余」とは道などがくねり曲がっていることで、「曲折」はその文字の通り、折れ曲がることです。そのため、紆余曲折は道などが曲がりくねっていることや、人生がうまくいかないことを道が曲がりくねっているというように例えている言葉になります。
紆余曲折の文章・例文
例文1.ショッピングモール開発には、地域住民からの反対運動など紆余曲折があったが、今ではとても賑わっている。
例文2.紆余曲折のクロスカントリーコースを走る。
例文3.紆余曲折あったが、ようやく新製品を開発できた。
例文4.コロナの影響で紆余曲折の就活だったが、無事内定を取ることができた。
例文5.紆余曲折を経て今の地位に就くことができた。
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紆余曲折の会話例
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このカフェの場所、こんな道で合ってるのかな?
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カーナビ通りに行けばこの通りなんだけどね。とても辿り着ける気がしないよね。
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こんな紆余曲折な道始めて通る気がするよ。
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さすが隠れ家のようなカフェって言われているだけあるね。
車の中で隠れ家のカフェについて話している様子です。
紆余曲折の類義語
「波瀾万丈」「試行錯誤」「波瀾曲折」などが類義語としてあげられます。
紆余曲折の対義語
「順風満帆」「万事順調」「一路順風」などが対義語としてあげられます。
紆余曲折まとめ
様々な事情が込み入っていて物事がうまく進まないことを表すという意味の言葉でした。ビジネスシーンでも用いると便利な言葉になるので、覚えておくと良いかもしれませんね。