「紛糾」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

紛糾(ふんきゅう)

よく「ふんきょう」と間違って呼ばれますが正しくは「ふんきゅう」です。
最近、横浜市の市長がIR誘致に表明したことで市議会が紛糾していると報道が話題となっています。この紛糾とはどういった状況を表す言葉として使われているのでしょうか。これから解説していきます。

[adstext]
[ads]

紛糾の意味

物事がもつれて決着がつかないこと、という意味の言葉になります。
なかなか決まらない会議や人と人との揉め事などでよく使われる言葉です。

紛糾の由来

「紛糾」の「粉」という漢字にはもつれるや入り乱れるという意味があります。
「糾」という漢字にはよじれるといういみがあるので、この2つを合わせて「紛糾」物事がもつれて決着がつかないことという意味の言葉になりました。

紛糾の文章・例文

例文1.互いの意見に聞く耳を持たなければこの紛糾はいつまでも終わらない
例文2.夫婦の喧嘩が紛糾してなかなか仲直りできない
例文3.友人2人の紛糾(いざこざ)に巻き込まれてしまった
例文4.ひもが紛糾(こんがらか)ってしまった
例文5.予算委員会が紛糾していると朝のニュース番組で報じられた
紛糾には「いざこざ」や「こんがらか(-る)」という読み方があります。すべて入り乱れてよじれるといった意味になります。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

紛糾の会話例

  • あれ、昨日会議だったのに今日も同じ内容の会議が入ってるの?

  • そうなの。
    なんだかどこが担当するかとか予算はどうだとかで紛糾してまったく話が進まないのよ。

  • 昨日1時間以上やってなかった?その調子ならもしかしたら明日も会議かもね。

  • それだけは絶対嫌・・・だけどそうなりそうよね・・・。

会議などで紛糾して問題が増えたり先に進めず時間だけが過ぎてしまうなんてことは結構多くの現場で起こり得ることです。会話例に出ている彼女もまたそれに悩まされる一人となっています。

紛糾の類義語

類義語には「混乱」や「狼藉(ろうぜき)」「乱脈」など入り乱れたり散らかるような様子を表す言葉が挙げられます。

紛糾まとめ

物事にはほぼ必ず賛成派と反対派がいます。どちらかが折れるか納得すれば決定へと移れるのですが、なかなか譲れないという場面や思いは多く、話しているうちにあの時はああだった、こうなったらどうするんだとどんどん話が複雑になってしまうことがありますよね。そんな状態を紛糾と言います。冒頭でも書きましたが、読み方は「ふんきゅう」なので「ふんきょう」と間違えないように注意しましょう。

最新の記事はこちらから