「終止符」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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終止符(しゅうしふ)

この記事では「終止符」という言葉について解説します。句読点を正しく使えるかどうかは、その人の国語力にかかっています。英語にも句読点があり、カンマやピリオドをうまく使うことができれば読みやすい文章を書けるようになります。「終止符」とは、この英語でいうピリオドのことです。日本語で終止符という言葉は慣用句として使われる場合があります。終止符の日常会話での意味や使い方について順々に見て行きましょう。

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終止符の意味

終止符とは英語でいうピリオド、つまり文章の最後に打つ点のことです。日本語で言えば「。」で、英語のピリオドは「.」と書きます。また、音楽の最後に打つ符のことも意味します。これが転じて、「物事の終わり」という慣用句としてつかわれるようになりました。
もっとも一般的な使われ方は「終止符を打つ」という言い回しです。事態が自然と収束するのではなく、誰かの明確な意思によって結末を迎えるという意味合いになります。


終止符の由来


終止符は欧文の最後に打つ点のことですが、不思議と文の最後に打つ句読点のことは終止符とは言いません。日本語の最後に書く「。」は「句点」と言います。もともとは漢文を読む際に書かれた符号で、句の切れ目に打つから「句点」と呼ばれました。

終止符の文章・例文

例文1.交代で入った選手の強烈なシュートが、長い激闘に終止符を打った
例文2.あの二人は不毛な言い争いを続けていたが、部長の一言によって終止符を打たれた
例文3.僕らの中途半端な関係には、そろそろ終止符を打った方がいい
例文4.何の生産性もない気だるい生き方に終止符を打ち、これから新たに前を向いて生きていく
例文5.未練が残っていたあらゆる出来事に終止符を打ちまくる
上記のように、ほとんどの場合で「終止符を打つ」という言い回しを使います。
ちなみに「終止符を迎える」は間違い。正しくは「終焉を迎える」です

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終止符の会話例

  • この秋でお店を畳むことにしました。長らくお世話になりました。僕も好きな仕事だったんですが、親父の体調がどうにも悪くて・・・

  • そう、やっぱりやめてしまうのね・・・。私たち家族にとっては、おたくのお店はお気に入りだったんだけどね。

  • 会社はいつでもどこでもやれるのに、なかなか手放せなかった。でもどこかで、親父のところに行かなきゃ、今やっていることに終止符を打たなきゃとずっと思っていました。今は少しすっきりしています。

  • 問題が良くなったら、ぜひいつでもまたここでお店を開いてね。待ってるから。

上記の会話では、家族の事情でお店を辞める人が「終止符を打つ」という言い方をしています。
若い人生、自分の夢を一度諦めたとしても、まだまだ希望は先にありますね。

終止符の類義語

類義語としては「終わり」「結末」「終焉」などが挙げられます。「終止符を打つ」の類義語は「幕を引く」「けりをつける」などの言い方が挙げられます。いずれも能動的な意思をもって終わりにするという意味の言葉です。

終止符まとめ

終止符という言葉について見てきました。終止符は自分で意識しなければ打つことはできません。思い切って何かに終止符を打つ時には、正しいタイミングを見計らって行動に出ましょう。

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