「絶体絶命」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説！

絶体絶命(ぜったいぜつめい)

「絶体絶命」とは窮地に立たされて逃れようのない状況であることです。“絶対絶命のピンチ”なんてよく言われることもありますが、それはまさに追い込まれて切羽詰まった状況を指します。仕事や勉強、プライベートなど、場面は人によって異なると思いますが、絶体絶命という経験は誰もがあることではないでしょうか。今回はそんな「絶体絶命」という言葉について解説していきます。

絶体絶命の意味とは

「絶体絶命」の意味は以下の通りとなります。
・困難や危険な状況から逃れることのできない
・追い込まれて切羽詰まっている
・窮地に立たされ後がない
・逃げることができないような苦境
今までで様々な絶体絶命という場面に遭遇することがあったと思いますが、そのような時に、絶体絶命という言葉が思い浮かんだ方も多いのではないでしょうか。意味は様々ありますが、ニュアンスとしてはどれも切羽詰まっていて後がないということです。

絶体絶命の由来

古代中国の占星術の一つに“九星術”というものです。九星術とは、９つの星からその人を占うもので、“絶体”と“絶命”はともに凶星というものに含まれます。その凶星である言葉を２つ組み合わせられたのが「絶体絶命」です。

絶体絶命の文章・例文

例文1.レポートの提出期限が1時間後に迫り、絶体絶命である。
例文2.絶体絶命の危機を乗り越えるために協力を求める。
例文3.野球の最終回、絶体絶命の場面で同点に追いついた。
例文4.親にテストの結果がバレて絶体絶命だ。
例文5.面接に遅刻して絶体絶命のピンチである。
「絶体絶命」の例文です。ピンチな場面や、これ以上厳しいといった切羽詰まった場面で用いられる言葉となっています。

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絶体絶命の会話例

• 

  明日までに上司に提出しないといけないファイルがあって手伝ってもらえないかな？
• 

  もちろんよ。
• 

  ありがとう。絶体絶命の危機だったけど、君のおかげで何とかなりそうだよ。/p>
• 

  それは良かったわ。

「絶体絶命」の会話例です。絶体絶命のところを乗り越えようとする会社員の様子です。

絶体絶命の類義語

「絶体絶命」の類義語は、「九死」や「危機一髪」などです。

絶体絶命まとめ

困難や危険な状況からどうしても逃れられない、窮地に立たされるといった場面や状況のことを「絶体絶命」と言います。テスト前、試合中でピンチな場面、提出期限の締切など、人によって絶体絶命の場面というのは様々だと思いますが、ピンチで後がないというときに一般的に使われる言葉なので覚えておくと良いでしょう。