「総花的」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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総花的(そうばなてき)

総花的とは、関係する人全てにとって得を与えることです。お世話になった人や感謝している人などと別れをするときには、その気持ちを伝えるために手紙を送ったり、プレゼントを渡したりすることがあると思います。それは限られた人にのみのことですが、関係している人全員に贈り物をするということもあります。そんな時に使える言葉として総花的という言葉があります。今回は、そんな総花的という言葉についてマスターしていきたいと思います。

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総花的の意味とは

総花的の意味は、関係する人全てにとって得を与えることです。関係する人に、プレゼントを送ったり、気持ちを伝えるために花を配ったりする様子を表すときに使うことができます。覚えておくといいと思います。

総花的の由来

総花的の由来は、料亭や花柳会では、客がお店の人全員に花を配る祝儀にあります。そのことからまんべんなく、恩恵を与えるといった意味で今日使われるようになったと言われています。

総花的の文章・例文

例文1.総花的で、色んな人のために行動して、一番大切な人に何もしてあげられないのはあんまりだ。
例文2.総花的な取り組みで、多くの人に感動や喜びを与えられることをしている彼は立派だ。
例文3.このまま、総花的に食べ物を分けていたらそのうちそこが尽きてなくなってしまう。
例文4.総花的に全てのことに気にかけるあまり、大事なことを見落としてしまう。
例文5.先生は、総花的にどの子供に対しても対等に接するべきである。
これらから総花的という言葉は、全てものや人に対して利益や恩恵を与える様子を表すのには最適です。

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総花的の会話例

  • 今回のイベントは失敗に終わってしまったね。何が問題だったんだろうか。

  • そうだね。色々な問題はあったし、また次にイベントを開催するときに考えればいいんじゃないか。

  • 色々問題があったからといって総花的にしていてはまた同じ失敗をしてしまうよ。

  • まあ確かに。だったら今一度しっかりとどこに問題があるか考えてみようか。

これは、イベントが失敗に終わってしまって反省をしている様子です。総花的とは、事柄が並列している様子を表すのにも使うことができます。

総花的の類義語

総花的の類義語には、「手当たり次第」「網羅的」「総花式」などがあります。

総花的まとめ

物事には、色んなことに手を出してしまって全てだめになってしまうということもあると思います。限られた時間の中で物事を行うには、計画性のある取り組みが必要です。でなければどれも中途半端になってしまうことがあります。総花的にならず、一つのことでもいいのでちゃんとこなせるといいと思います。

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