「羅針盤」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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羅針盤(らしんばん)

方位磁石は知っていても、羅針盤を知らない人もいるのではありませんか? 実はどちらも同じ物で、場合によってはコンパスや単に磁石と呼ばれる事もあります。また、人生の進むべき道や進路などを「羅針盤」と喩える表現も多く、例えば「迷った時は己の羅針盤を頼りにする」といった感じです。方位を示す事から、人生の方向も教えてくれると期待する「羅針盤」についての解説となります。

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羅針盤の意味とは

「羅針盤」の意味は以下の通りとなります。
(1)方位磁石、磁石、コンパス、羅盤、羅針儀の事で同義となる。
(2)一般的には船や航空機で方位や進路を知るのに用いる専用器具。
(3)中国で発明された南北が分かる装置で、盤の磁針が極を指す性質を利用したもの。
「羅針盤」は方位磁石や単に磁石、又はコンパスや羅盤や羅針儀と呼ばれる物です。厳密にはそれぞれ違いもありますが、基本的には同じ物として扱って問題ありません。最近では電子センサーで地磁気を検知するデジタルコンパスや磁気コンパスという製品も登場しているので、理論や道具としては同じですが進化は遂げています。「羅針盤」は磁石の針が南北を指す性質を利用したもので、方位を測れるので船舶や航空機の針路から、登山の必須アイテムとなっています。また、スマホにも「羅針盤」となるデジタルコンパスのアプリをインストールする事で、同じように扱えます。他には、カーナビなどもデジタルコンパスやGPSを利用して、方向などを随時確認しているようです。その一方、方位を指し示す事を転じて、人生の岐路や分岐点で進むべき方角を「羅針盤」や「コンパス」と喩えて表現される事も多々あります。例として、人生の道を見つけたい場合は、「人生の羅針盤(コンパス)を見つける」といった感じです。

羅針盤の由来

「羅針盤」は中国で発明された方位を測る器具で、11世紀頃の政治家・沈括の随筆集「夢渓筆談」には元祖となるロウを使ったコンパスについて記載されています。

羅針盤の文章・例文

例文1.最新スマホと羅針盤がセットでも常に道に迷うのは、天性の方向音痴だからである。
例文2.登山やクルーザーには羅針盤は絶対の付き物だ。
例文3.伝説のブルーズマン・ロバートジョンソンはクロスロード上でどちらに進むか迷い、魂を売り悪魔と契約しギターが上達したが、これが現在における将来の道選択で羅針盤を用いる始まりだと思っている。
例文4.羅針盤は飽く迄も方向を示すだけなので、その後は自分の足で進むしかないと呑兵衛の父が教えてくれた。
例文5.世界各地や家の中でも羅針盤が狂う場所は存在し、それは電気配線などが密になると磁場が異常となり、方位を正しく示せなくなるからです。

「羅針盤」を伝説の人物、磁場の異常などで使った例文となります。

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羅針盤の会話例

  • どうしたの? 悩み事がある顔をして。

  • 実は…、人生の重大な岐路に立たされていて、どうしようかと悩んでいます。

  • どちらに進むべきか決断できないんだね。人生に羅針盤があっても、それが正しいかどうか誰にも分らないからね。

  • そうなんです。元々決断力がないのに、選択肢がいくつもあって困っています。

友人の女性が、人生の岐路に立ちどれを選択するか悩んでいるという会話です。

羅針盤の類義語

「羅針盤」の類義語には、「道しるべ」「電磁石」「道標」などの言葉が挙げられます。

羅針盤まとめ

「羅針盤」とはコンパスや方位磁石などの事で、船や航空に最近人気の登山などでも必須の方位を知る為の専用道具です。また、方位を指し示す事から、転じて、人生の目標や選択肢を示す喩えとして使われる事もあります。

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