「美麗」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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美麗(びれい)

「美麗」とは「とても美しいや美しく艶やかという意味」です。素晴らしい絶景などを単に美しいとすると語彙力がないと思われたりするので、さらに強調する際に「美麗」や「眩い」などを敢えて使う場合があります。要するに「美麗」とすると、どの様な美しさなのか分かると言う事なのでしょう。

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美麗の意味とは

「美麗」の意味は以下の通りとなります。
 (1)とても美しい。美しく艶やか。麗しい
 (2)美しい女性を称える言葉。
”美”は「見た目が素晴らしい」「美しい」「立派」「褒め称える」、”麗”は「形が整って美しい」「煌びやか」「うららか」で、2つの美しいという言葉を繰り返して強調し、圧倒的に美しいとなるのが「美麗」です。よって、本当に美しいものなどを称えて、例えば大自然の綺麗な自然美であったり職人の技術が凝縮された工芸品、そして美人な女性などにも使われます。逆に言うなら、あまりにも乱発して使うと、本当は美しいと思っておらず嫌味だと誤解される恐れも生じるので、時と場合を選んで使う方が好ましいでしょう。また、綺麗な女性の褒め言葉でもありますが、これも昨今は「美人」と軽く使うのもハラスメントになるので、さらに美しいとなる「美麗」を職場などでの日常会話に使うのは難しい所があります。仮に自然美などでも気取っていると思われるので、文語的に使うのが無難ではないでしょうか。因みに最近では娘の名前を「美麗」として、「びれい」や「みれい」と読ませるのが人気になっています。

美麗の由来

「美麗」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては平安時代の公・藤原行成の日記「権記」(1000年)などに文言が記されています。

美麗の文章・例文

例文1.山頂からの景色があまりにも美麗で感動をして、明日上司に退社を報告しようと思っていたが数日引き延ばす事にした。
例文2.初めて入店したキャバクラが当たりで席に来るどの子も美麗で、思わず延長を繰り返してボトルを何本も開けたら給料3ヶ月分が吹っ飛び、天国からリボ払い地獄に叩き落とされた。
例文3.アーティストは美麗な作品を目指して何度も試行錯誤を続けるが、結局は最初に作った作品がいちばん良かったりする。
例文4.「この店のラーメンは見た目が美麗で味も最高」と知人が熱っぽく語る程、俺達は外見がFランクなのになぜラーメンだけそんなに拘るのかと疑問を投げ掛けたくなるが、グッと堪える。
例文5.美男子と美麗女子な芸能人が結婚をすると、性格が良い人が好きとインタビューで答えていた独身時代の動画に低評価を押したくなる。
「美麗」を使った例文となります。

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美麗の会話例

  • この前テレビを買い替えて最新型にしたんだけど、そしたら芸能人のシミや皺が気になって。

  • そうなんだよね。大画面にすると、余計に気になるのよ。これまで美麗って騒がれていた女優も、実は普通なんじゃないって思うのよ。

  • 分かった。それがテレビ離れの原因だと思うよ。芸能人への幻想が無くなったんだよ。

  • 女優やアイドルも整形に照明マジックばかりだものね。数年後にさらに画質良いテレビが発売したら、芸能界も戦戦恐恐になるんじゃない!

テレビを買い替えたら美麗な芸能人が実はそこまでではないと気付いたという内容です。

美麗の類義語

「美麗」の類義語には、「明媚」「可愛い」「秀麗」「艶やか」「麗しい」「綺麗」などの言葉が挙げられます。

美麗の対義語

「美麗」の対義語には、「醜い」「汚い」「醜悪」「不気味」などの言葉が挙げられます。

美麗まとめ

「美麗」は美しく艶やかという意味で、とても美しい景色や芸術品や女性などに対して使います。美しいをより強調した表現となり、また最近では女児の名前に使うケースもあります。

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