「老老介護」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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老老介護(ろうろうかいご)

少子高齢化がすすんでいるというのもあり、最近は老老介護をしてなんとか生活しているという家庭も少なくはない状況となっています。認認介護とともに問題視されているこの老老介護とはなんのことなのか、あまりよく知らないという方のために詳しく解説していきます。

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老老介護の意味

65歳以上の高齢者が、65歳上の高齢者の介護をしている状態のことを意味しています。ほとんどは高齢の妻または夫が高齢の配偶者を介護していますが、中には親を介護している子が65歳以上というケースもあります。

老老介護の由来

文字通り老人が老人を介護している状態を省略して「老老介護」と呼んでいます。
高齢になると体が自由に利かなくなり肉体的にも精神的にも大きな負担となり、怪我や虐待などの問題が出てきてしまう可能性が高くなります。また、強いストレスが認知症を引き起こす原因とも言われており、認認介護になってしまう場合が多いとされています。

老老介護の文章・例文

例文1.金銭的な問題があり家でお互い怪我に気をつけながら老老介護を続けている
例文2.息子も高齢で老老介護となるが甲斐甲斐しく私の世話や介護をしてくれている
例文3.妻以外の世話になりたくないので老老介護になってしまい申しわせないが子どもの介入も断っている
例文4.近所で有名な優しい夫婦は老老介護をしているそうなのでみんな心配している
例文5.老老介護も限界なので来週から祖父母は施設に入る
介護を受けなくても生活できる健康寿命はさほど変わりませんが、平均寿命がどんどん増えているので介護を必要とする期間が増えていると言われています。

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老老介護の会話例

  • 明日から入所の女性ですが今までご主人の介護をしていたそうです。

  • 年齢的に、結構長く老老介護されてたんですね。
    奥さんだけ入られるんですね、ご主人はどうしたんですか?

  • 介護度や病気の都合で別の24時間看護付きの施設に入所するそうですよ。

  • ああなるほど、それは寂しいしきっと戸惑うことばかりでしょうね・・・

これから入所する方のアセスメントを確認する介護施設の職員の会話になります。

老老介護の類義語

老老介護の類義語には「認認介護」があげられます。どちらも2025年問題で挙げられている社会問題になります。

老老介護まとめ

核家族化進み頼れる人がいないというのありますが、子どもや他人に世話になることに抵抗感があり、家でなんとか過ごしたい、自分一人で頑張らなくてはという想いが強い高齢の方が多くいます。ですが恒例の方の体は本人が思っている程強くなく、いつ取り返しのつかないことになるかもわかりませんので、早めの対応ができるように気にかけサポートする必要があります。

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