肩で息をする(かたでいきをする)
「肩で息をする」とは、運動などをした後に肩を上下しながら苦しそうに呼吸している様子を表しています。運動をした後、特に持久走などの後では、肩を上げ下げするほどきつい状況になると思います。今回はそのような状態を表す「肩で息をする」について解説していきます。
肩で息をするの意味とは
肩で息をするとは、息を荒くしている状況や、肩を上下させながら呼吸しているような苦しい状況を表現しています。肩で息をするとは言っても実際に肩から呼吸をするわけではありません。そもそも人間は本来は肩で呼吸をできませんし、魚でもエラ呼吸ですが肩とは異なります。そのため、肩で息をするとは、肩を上下させるくらいしんどい、辛いという状況を比喩で表した言葉になります。因みに、英語では「breathe heavily with much movement of the shoulders」と表記されます。
肩で息をするの由来
由来も意味と同じく、肩で息をしているわけではなく、肩が上下するくらい苦しい状態を比喩表現として表していることからきています。
肩で息をするの文章・例文
例文1.アンカー区間で1分差で襷を受け取り逆転を目指し、肩で息をするほど全力疾走するも一歩及ばなかった。
例文2.遅刻しそうになって急いできたのは良いが、肩で息をするくらい疲れてしまっている。
例文3.サッカーの試合の後、肩で息をしているがその表情は涼しかった。
例文4.慣れない運動をしたせいか、肩で息をするくらいしんどい。
例文5.歳のせいか少し階段を上ったくらいなのに肩で息をするほど体力が落ちてしまった。
肩で息をするは、運動後などに用いられることの多い言葉となっています。
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肩で息をするの会話例
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少し走っただけで肩で息をするくらいきつかったよ。
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学生時代はサッカー部のトッププレイヤーだったのにね。
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あれから10年くらい運動しなかったとはいえ、ここまで衰えるとは思わなかったよ。
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やっぱり日頃から運動しないとね。
肩で息をするの会話例になります。年齢を重ねると、だんだん自分が思っている以上に動けなくなってしまうので日頃から運動することが大切という事ですね。
肩で息をするの類義語
肩で息をするの類義語は、「息が上がる」「息が切れる」などがあげられます。
肩で息をするの対義語
肩で息をするの対義語には、「息をひそめる」「息を殺す」などがあげられます。
肩で息をするまとめ
肩で息をするとは、肩を上げ下げするほどに苦しい状態を表す言葉でした。運動の後などに、膝や壁、地面に手を付けてハァ、ハァ、となっている状況がこの言葉に近いかもしれないですね。