脱水症状(だっすいしょうじょう)
これから熱くなる時期には特に注意が必要な状態の1つと言えますよね。水という言葉が含まれていますが、厳密には「体液が不足している状態」を表した言葉になります。
この脱水状態を放置してしまうと次第に熱中症へ、熱中症が悪化すると熱射病という、最悪死亡するようなリスクが高まる状態へと変化していきます。
今回はそんなこれからの時期こそ注意が必要なこの脱水症状という言葉について、解説をしたいと思います。
脱水症状の意味
脱水症状は体の中の水分や塩分が足りなくなることによって起こる現象であるため「体液の不足状態」といった形で表現される言葉になります。
全体の6%が損なわれると手足のふるえやふらつきなど動作に影響が及び、15%以上損なうと皮膚がしなびる、目がくぼむなど体の表面にも大きな状態変化が起こるほどになり、それを超えると生命が危ぶまれます。
脱水症状の由来
この脱水症状という言葉は「アラビア遊牧民」という本多勝一というジャーナリストが1966年に書いた本の中で登場していた言葉であることから、この脱水症状という状態は昭和41年以前から定義されていた言葉であったことがわかります。
脱水症状の文章・例文
例文1.脱水症状に陥る。
例文2.あまり水を飲まない彼はよく脱水症状になっている。
例文3.もう脱水症状に陥るのはこりごりだ。
例文4.脱水症状が悪化してしまい、熱中症へ移行してしまった。
例文5.しょっちゅう脱水症状に陥っていた彼だったが、最近はそうならないよう気を使うようになったようだ。
よく言われる言葉になりますが、脱水症状の防止には小まめな水分補給が大事です。
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脱水症状の会話例
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この間バーベキューしに行ったら油断して脱水症状に陥ってしまいまして。
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それは大変でしたね!佐藤さんあまり水飲みませんもんね。
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水あまり取らない上に運動大好きな性格が招いてしまったようです。
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大丈夫だと感じていても突然来る場合もあるので無理は禁物ですよ!
アウトドアや外でのアクティビティが好きな方は特に注意が必要です。
脱水症状の類義語
脱水症状の類義語として「失血状態(しっけつじょうたい)」や「貧血(ひんけつ)」といった言葉が挙げられます。
脱水症状まとめ
脱水症状は水だけを摂取していても塩分が不足していても陥るものであるため、完全な防止を目的とする場合は水にほんの少量塩も入れた上で飲むようにすることが重要です。
また、医学的にミネラル入り麦茶は血液をサラサラにする効果もあるため脱水症状を防止する上で非常に効果的なものであるとされているため、アウトドアなどで外に出る時は自動販売機などでも購入することができる場合がある麦茶を一本常に携帯しておくようにすることで今年の夏も安全楽しく過ごすことができることと思います。