舌鼓(したつづみ・したづつみ)

「舌鼓」は美味しいものを食べて舌を鳴らすという意味です。実際に人と人との会話の中で使うことはあまりありませんが、バラエティー番組や旅行番組、または小説などの作品の中でこのような表現を使っているのを1度は見たり聞いたりしたことがあると思います。ではこの「舌鼓」とはどういう意味の言葉なのでしょうか。これに関して解説をしていきたいと思います。

[adstext]
[ads]

舌鼓の意味

まずは「舌鼓」の読み方ですが、おそらく「したつづみ」なのか「したづつみ」なのかで迷うところでしょう。実は両方とも正解です。もともとは「したつづみ」であったのが、「したづつみ」とも呼ばれるようになっていくうちにこれが許容され、両方が正しい読み方になりました。
この言葉の意味は、美味しいものを食べた時に舌を鳴らす音と、不満げに舌を鳴らす舌打ちの2つの意味があります。大半の使い方は前者で、後者に対しての印象はあまりないかと思います。

舌鼓の由来

舌はもちろん人間の体の部位である「舌(ベロ)」のことです。「鼓」というのは日本で古くから歌舞伎や能楽で用いられる太鼓のような打楽器のことです。中国では舌を鳴らすのは、相手を賞賛するときや褒め称える時にも使用されることから、料理への賞賛という意味で「舌鼓」という言葉が用いられているようです。

舌鼓の文章・例文

例文1.牛肉のとろけるような柔らかさに舌鼓を打つ
例文2.手間のかかった数々の料理に舌鼓を打たずにはいられない
例文3.舌鼓を打つような料理に出会ってみたい
例文4.海の幸に舌鼓を打ってしまう
例文5.思わず舌鼓を打つ
使い方や使うじゅお今日は限定的になるような言葉ですね。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

舌鼓の会話例

  • 質問者アイコン

    今日はすごく豪勢だけど、何かのお祝い?

  • 回答者アイコン

    今日はあなたの誕生日でしょ。
    腕によりをかけたから。

  • 質問者アイコン

    そっか!ありがとう!
    どの料理も美味しすぎて舌鼓を打たずにはいられないよ。

  • 回答者アイコン

    すごく手間暇かけたからね!

舌鼓を打つような料理は、ただ食材が良いだけではなく、手間暇がかかっているようなものでしょう。

舌鼓の類義語

舌鼓に近い表現の言葉としては、「ほっぺたが落ちる」や「ほおが落ちる」という言葉が挙げられます。また「舌」を使った慣用句としては「舌打ち」「舌なめずり」などもあるので、覚えておくといいかもしれませんね。

舌鼓まとめ

舌鼓という言葉に関してここまでまとめてきましたが、どう意味の言葉かわかっていただけたでしょうか。実際に美味しいものを食べた時は言葉よりも行動で反応したことから生まれた言葉なので、実際に舌鼓を打つような料理にあったら行動で表現するのも良いかもしれませんね。

言葉の手帳ロゴ

この記事が参考になったら
『いいね』をお願いします!

Checkmateのサービスを紹介する広告です。
この記事を読んでいる人に人気の記事