「花の2区」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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花の2区(はなのにく)

花の2区とは、箱根駅伝で使われている言葉で、エース区間と呼ばれる2区のことを表しています。毎年1月2日から3日にかけて行われる箱根駅伝で、鶴見中継所から戸塚中継所を結ぶ2区は、全10区間の中でも最長の区間となっており、各校のエースが集う区間となっています。更に距離が最長なだけでなく、やや下り気味のスピードレースの展開になった後、権太坂という3kmにも及ぶ怒涛の上り坂があるため、非常に難関なコースとなっており、ごぼう抜きやブレーキなど様々なドラマが生まれることから注目されています。

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花の2区の意味とは

花の2区の意味は、箱根駅伝のエース区間である2区のことを表す言葉です。箱根駅伝の2区は、全10区間の中でも最も長い距離であり、また、前半は各校エースの熾烈なスピード勝負が起きた後にラストスパートの3kmで権太坂の目の前が壁に見える怒涛の上り坂があるという、非常に体力精神力が必要な難関区間です。そして、駅伝で勝つためには流れが重要ですが、花の2区は、スピードレースの団子状態でほぼ差のない1区のランナーから襷を受け取るため、その流れを保ちつつレース展開を作るという非常に重要な区間でもあるため、各校のエースが集う区間です。現在花の2区での区間記録は第97回大会(2021年)に東京国際大学のイエゴン・ヴィンセント選手が持つ1時間5分49秒です。イエゴン・ヴィンセント選手は今も大学駅伝で現役の選手であり、第98回大会にも出場することが濃厚であるため、更なる記録更新があるか注目が集まるところです。因みに、箱根駅伝ではエース区間を花の2区と呼ばれていますが、毎年正月に行なわれる実業団対抗のニューイヤー駅伝では、エース区間である4区が花の4区と呼ばれています。

花の2区の由来

花の2区と呼ばれる由来は、大学駅伝の中でも特に注目される箱根駅伝で各校のエースが集う区間であることから呼ばれるようになったとされています。また、鶴見中継所から戸塚中継所を結ぶ2区は、横浜駅前を通る区間で、各校のエースが集う区間であるという事から、沿道に集まる観客も非常に多いことも花の2区と呼ばれる由来の一つとされています。

花の2区の文章・例文

例文1.花の2区では順位を10以上上げるごぼう抜きもあるから見ごたえがある。
例文2.花の2区で最後にある権太坂の上り坂は本当に目の前が壁のようだ。
例文3.花の2区の選手に選ばれることを目標に練習する選手もいるようだ。
例文4.各校のエースが集う花の2区に今大会も注目が集まる。
例文5.箱根駅伝ファンとしては花の2区は絶対に見逃せない区間だろう。
花の2区を用いた例文になります。もうすぐ迎える今大会では、どの選手が花の2区を制するか楽しみなところです。

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花の2区の会話例

  • もうすぐ箱根駅伝が楽しみだねー。

  • そうだね、やっぱり花の2区は特に気になるよね。

  • そうだよね、東京国際大のヴィンセント選手には特に注目も集まるよね。

  • 自身の区間記録更新には注目が集まるよね。

箱根駅伝ファン同士の会話例です。花の2区では、やはり区間記録を持つヴィンセント選手に注目が集まっています。

花の2区の関連語

花の2区の関連語には箱根駅伝ならではの特有の用語があげられます。花の2区は往路で最長の区間となっていますが、復路で最長の区間は9区となっており、「松の9区」と言われることがあります。因みに、由来はコースである国道1号線に松が植樹されたこととされており、最長区間でかつ終盤の流れを作るため、復路のエース区間と捉えている大学も多いようです。また、その他には、箱根駅伝で花の2区と同じくらい注目を集める山登りの5区で、記憶に残るような輝かしい活躍をした選手に対しての称号として呼ばれる「山の神」もあげられます。

花の2区まとめ

花の2区とは、箱根駅伝のエース区間である2区を表している言葉でした。いよいよ年末も残りわずかで、新年を迎えると箱根駅伝が開催されます。レース序盤でまず大きな動きが起きる花の2区に、今大会も注目していきたいですね。

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