花も恥じらう(はなもはじらう)
花も恥じらう乙女なんて言葉、聞いたことがあるのではないでしょうか。恥ずかしいという気持ちを伝えるために、「花も恥じらう乙女なの!」なんて冗談めいた言葉として、使用したりする女性もいるかもしれません。
でも実際のところ、どういう意味なのか知っておかないと、後から更に恥ずかしいと思ってしまうかもしれません。
今回はそんな「花も恥じらう」という言葉について説明します。
花も恥じらうの意味
「花も恥じらう」という言葉は、美しい花さえ恥じらってしまう、引け目を感じて遠慮してしまう様な、とても美しく可憐な女性を指す際に使用する言葉です。主にうら若く美しい女性のことを指すので、女性以外には使用しないのが常です。
よく間違えて、恥ずかしがっている女性を指す際に「花も恥じらう乙女」という使用のされ方をしますが、恥ずかしがっているのは花なので、間違えないように気をつけましょう。
花も恥じらうの由来
中国三国史の時代に、大僑(だい きょう)、小僑(しょう きょう)という二僑と呼ばれた美しい姉妹がいました。彼女たちの美しさは「花も恥じらい、月も光を消す」と表現され、これが「花も恥じらう」という慣用句ができた由来と言われます。
また、中国四大美人である楊貴妃(ようきひ)を表現した言葉「羞花美人」が由来とも言われています。由来には諸説がある様です。
花も恥じらうの文章・例文
例文1.僕の彼女は、花も恥じらうような女性だ。
例文2.花も恥じらう女性になるために、美容についてしっかりと勉強する。
例文3.後輩は花も恥じらう乙女で、学校にファンクラブがある。
例文4.花も恥じらう乙女なのだから、部屋ぐらいは綺麗にしなさい。
例文5.姉は花も恥じらう女性だが、性格が結構きつめだ。
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花も恥じらうの会話例
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実はこの間兄の姪っ子が生まれたんだけど、これがすっごく可愛くて!
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姪っ子ちゃん!きっとすごく可愛いのね、見てみたいわ!
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そうなんだよ!生まれてから間もないんだけど、目鼻がしっかりしているし、きっと花も恥じらう乙女になるよ。
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あなた本当にぞっこんね!
花も恥じらうの類義語
「花も恥じらう」には類義語として、「沈魚落雁」「麗人」などがあげられます。
花も恥じらうまとめ
中国四大美女を称した様な言葉なので、女性を褒めるにはもってこいの表現です。意味を正しく知っている女性に声をかけてあげれば、きっと喜んでくれると思います。ぜひ活用してください。