「茨の道」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

茨の道(いばらのみち)

「茨の道」とは、進むのが困難な道ということです。これは、進路や人生において困難な状況や苦難の多い状況などを表す際に用いられる言葉です。人生は様々な壁にぶち当たることも多く、いつも苦労や困難と隣り合わせということもあると思います。そのような状況を表す「茨の道」について、解説させていただきます。

[adstext]
[ads]

茨の道の意味とは

茨の道の意味は、生きていく上で困難な道のことです。茨とは、山などによく生えている棘(とげ)のある低木類の植物のことです。つまり茨の道とは、そのような棘のある植物が生い茂っていて通るのが困難ということで、それを人生に見立てて使われるようになった言葉です。人生には数々の苦労や困難があり、乗り越えるのが大変なこともあると思いますが、そのような時に「茨の道」という言葉は用いられます。

茨の道の由来

茨の道の由来は、意味でも説明した通り、棘のある茨が生えた道のことで、人生における苦労や困難に例えた言葉となっています。因みに、山の中に入ると、実際に茨の道と言えるくらい棘の多いところがあり、これは外敵から身を守るためにあります。棘のある植物と言えばバラなどを思い浮かべると思いますが、綺麗な花や果物のような美味しい実を持つ植物は獣などの動物から守るために棘が生えているということです。その他には、植物によっても異なりますが、倒れるのを防ぐためや、乾燥を防ぐためという役割も持っているようです。

茨の道の文章・例文

例文1.受験までの期間は茨の道だが、必ず乗り越えた先に良い事があるだろう。
例文2.茨の道とも言われる営業ノルマを見事達成して見せる。
例文3.出世するためにあえて茨の道を歩む。
例文4.茨の道を通ってきたことで、今の成長がある。
例文5.社長は会社をこれだけ大きくするまでに何度も茨の道にぶつかったことだろう。
茨の道を使った例文になります。困難な道という使い方で用いられています。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

茨の道の会話例

  • またスマホに新しい機能がついたみたいだね。

  • すごい、スマホが普及して本当便利な世の中になったよねー。

  • おかげで、スマホ1台持ってれば何でもできちゃうよ。

  • スマホが普及するまで、開発者は茨の道を辿ってきたんだろうね。

スマホについての会話をしている様子です。スマートフォンの普及やAI化など便利な世の中になる裏には、開発者の数々の苦労があるということですね。

茨の道の類義語

茨の道の類義語には、「獣道」「困難」「過酷」などがあげられます。

茨の道まとめ

茨の道とは、進むのが困難な状態を表す言葉でした。人生で苦労する時などに用いられており、今まで数々の茨の道を通ってきた方も多くいらっしゃるのではないでしょうか。これからも茨の道にぶつかることは多くあるかもしれませんが、きっと茨の道を乗り越えた先には大きな成長があることでしょう。

最新の記事はこちらから