「荒廃」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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荒廃(こうはい)

荒廃と聞くと荒れた土地や、廃墟などをイメージする人がほとんどだと思います。ですが、今の日本のインフラに荒廃の波が近づいてることをご存知ですか?高度経済成長期に大きく発展した日本のインフラは50年が経ち、老朽化をしています。その為、近い将来に荒廃した設備の入れ替えというのも顕著に各地で行われていくことでしょう。今回は私達の身近に迫りつつある「荒廃」について解説していきます。

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荒廃の意味とは

荒廃の意味とは、建物や土地が荒れ果てて役に立たなくなるること。荒れすさむこと。うるおいのある状態でなくなること。すさむことを意味します。もちろん物理的なものや精神的なもの、組織なども場合によっては使うことがあります。

荒廃の由来

「荒」は荒れる、荒れ果てている様子を表しています。「廃」はくずれて使えなくなる、すたれてだめになるという意味があります。その二つの言葉を合わせて、荒れ果ててだめになってしまった土地、建物が浮かんできますね。

荒廃の文章・例文

例文1.両親の仲が悪かったせいで、家の中は荒廃していた。
例文2.戦後の荒廃を経験しながらも、日本は大きな発展を遂げた。
例文3.荒廃した土地を、彼は見事に再生させた。
例文4.荒廃する日本にしないために、インフラ老朽化対策が行われている。
例文5.10年ぶりに訪れた思い出の場所は、見る影もなく荒廃しきっていた。
荒廃は土地や建物だけではなく、人間関係にも用いられることもあります。

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荒廃の会話例

  • 「荒廃するアメリカ」っていう本知ってる?

  • なにそれ?聞いたことないよ。どういう本なの?

  • インフラ老朽化問題について書いてある本なんだ。今、日本にも同じことが起こりつつあるんだよ。

  • そうなんだ。今度読んでみるね。

新技術を活用した「荒廃する日本」にしないための取り組みはすでに始まっています。

荒廃の類義語

「荒廃」の類義語には「没落」「壊滅」等があります。

荒廃まとめ

普段暮らしているとそこまで縁のない言葉に聞こえる「荒廃」ですが、人間関係を表していたり、私達のインフラにも関係している言葉であることが理解できたと思います。高度経済成長期に大きく発展した日本のインフラですが、多くが老朽化し、再整備は喫緊の課題になっています。これを機に、荒廃する日本のインフラに興味、関心を持っていただければ幸いです。

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