荒馬の轡は前から(あらうまのくつはまえから)
荒馬の轡は前からとは、如何なることに対しても正攻法で対処するのがもっとも効果的であるという意味です。出し物を玄人に披露するときに、下手に小細工をした出し物よりも、自分がもてる全てを出し切れる出し物をしたほうが玄人の目にも良くうつるものです。今日はそんな荒馬の轡は前からについて意味、由来、使い方などを知ってマスターしていきます。
この記事の目次
荒馬の轡は前からの意味とは
荒馬の轡は前からの意味は、如何なることに対しても正攻法で対処するのがもっとも効果的であるという意味です。何か問題に直面したときにも一般的な取り組み方で対処すれば、先人たちが残していった具体例や知恵、知識を上手く活用することもできます。下手を取るよりもよっぽど利口です。
荒馬の轡は前からの由来
後ろから轡を暴れ馬につけようとするのは、逆に危険なので思い切って正面から取り付けを行う方が安全であることに由来しています。
荒馬の轡は前からの文章・例文
例文1.勉強をしていて、難しい問題に直面したとしても、荒馬の轡は前からというように、これまでと問題に対する根本的なアプローチの仕方は変わらないので落ち着いて取り組めばよい。
例文2.目先の利益だけを優先し、将来的な展望を何も考えていなかった結果痛い目をみた。荒馬の轡は前からというようにもっと正面からぶつかるべきだった。
例文3.私の座右の銘は、荒馬の轡は前からでどんな困難が待ち受けていようとも正々堂々とぶつかることをいつも念頭においている。
例文4.荒馬の轡は前からといっても、柔軟な思考と発想をもつべきであり、従来のような固まった考え方ではこの先上手くはいかないだろう。
例文5.彼はとても情熱的な人で何事にも正面から全力でぶつかっていく。まさに荒馬の轡は前からとはこのことである。
このことから荒馬の轡は前からは正面から取り組むことを表すときに最適な言葉です。全て正直に何事も正面から取り組めとはいいませんが、問題に対して正面からあたれば、何かしらの不都合が起きたとしても予め、対処する構えはある程度できていると思うのでよい手段であるといえます。
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荒馬の轡は前からの会話例
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どんな困難な問題に直面したとしても、真正面からぶつかっていく彼の姿勢は尊敬に値するよ。
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そうだね。彼は荒馬の轡は前からというように困難を努力して乗り越えているからすごいよ。
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うん。それに問題は違った角度から取り組もうとしたり、近道をみつけようとしたりするよりも地道な努力を惜しまずするほうが解決に到達しやすいしね。
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確かにそれはそうだね。問題に正面からぶつかることによって得られる経験もあるしね。
彼らは困難な問題に対してどう向き合っていくのかを話しています。確かに人は生きていれば壁にぶつかることもあると思います。そういった困難をどのように克服、乗り越えていくかが大切です。
荒馬の轡は前からの類義語
荒馬の轡は前からの類義語には、「真っ向」「矢面に立つ」「正面突破」「正攻法」などがあります。
荒馬の轡は前からまとめ
何かしらの問題に対処するとき、状況を見極めて最善の判断を下すというのは簡単にみえてとても難しいことです。特に第三者視点から見ていれば、冷静に答えを出せることでもいざ自分が行うとなると難しいことはあります。荒馬の轡は前からというように何事においても一つずつ問題を真剣にみつめて乗り越えていけば、より高みへを目指せると思います。