「葛藤」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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葛藤(かっとう)

葛藤の意味はいくつかありますが、一番よくつかわれるものでは、心の中の感情や欲求が交差して、どれを選択するか迷うことを指します。他にも2つの意味がありますので、今回は葛藤の他の意味や由来、類語、例文をわかりやすく解説をしていきます。

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葛藤の意味とは

葛藤という言葉は全部で3つの意味を持っています。
(1)心の中の感情、欲求、動機が交差して、どれを選択するべきか迷う事。
(2)人と人が対立して、互いに譲らずにいがみあう事。
(3)仏教用語で正道を妨げる、煩悩としての意味。
いくつか意味がありますが、多くの場面で使われるのは(1)の自分の心情の部分ではないでしょうか。心の葛藤は常に自分自身との問答になり、成功するイメージ、失敗するイメージが様々浮かんできたり、強い自分、弱い自分が心の中で出てくるものです。だからこそ心の葛藤は成長において重要とも言われています。

葛藤の由来

葛藤の由来は「葛」の漢字は「かずら」、「藤」の「ふじ」と読みますが、共につる草であり、葛と藤が絡み合うと中々解くことが出来ない事から、葛藤という言葉が出来たと言われています。

葛藤の文章・例文

例文1.練習をさぼりたい葛藤を乗り越えて、今日も目標に向けて練習に取り組む。
例文2.大学を出てから、父親とは口をきいておらず、親子の葛藤は根が深い。
例文3.引きこもりの息子も心の中は葛藤で一杯だろう、焦らず見守っていくつもりだ。
例文4.人間は弱い自分と強い自分がいて、毎日の行動は心の葛藤を乗り越えて作られていく。
例文5.母と姉は同族嫌悪の如く、お互いが憎しみあっており、葛藤は長く続いている。
心のうちを表した例文や対立してしまうの意で使われる葛藤の例文になります。

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葛藤の会話例

  • 大学に合格したいけど、遊びたい!という気持ちと勉強しなきゃ!という気持ちで毎日葛藤しているよ。

  • 大学に合格して、上京したら自由な時間も増えるんだから、それまで頑張ったら?

  • それも分かっているんだけど、なかなか心のスイッチが勉強モードに切り替わらないんだよね。

  • 同じ大学に通いたいんだから、一緒に頑張って勉強しよう!

大学受験を控えた男女の会話で、勉強しなければいけない気持ちと遊びたい気持ちの男子生徒をたしなめるような会話になっています。

葛藤の類義語

葛藤の類義語としては、「煩雑」「苦悩」「苛まれる」「四苦八苦」「呻吟」「苦慮」などがあげられます。

葛藤まとめ

人間は日々葛藤の中で生きているものですが、その葛藤を乗りこえて、日々成長するからこそ人生は魅力的なものになるのではないでしょうか。もちろん答えが見つからない時には信頼できる人に相談をする事も重要です。コロナ禍で心身ともに思っている以上に負担がかかっている事もありますので、自分が悩むタイプと自覚している人は、悩みを誰かに伝える事も意識してみてください。

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