「薄情者」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

B!

薄情者(はくじょうもの)

薄情な人、薄情者という言葉を聞いたり、言ったことがある人はかなり多いのではないでしょうか。冷酷で酷い人と評価する際に使われます。漫画や小説などのセリフでもよく目にしますね。その薄情者とは実際などのような人のことを表すのでしょう。これから解説していきたいと思います。

[adstext]
[ads]

薄情者の意味

思いやりや人情味にかけた人、という意味になります。自己愛は高くメリットデメリットで動くことが多いタイプで、他人が困っていても手を貸さなかったり、他人の心情などにあまり興味や関心がない人のことを指しています。薄情な人というのは人だけでなく動物に対しても冷酷な場合が多いです。

薄情者の由来

人情に薄い、という意味から薄情という言葉が生まれ、情が薄い者で「薄情者」と使われるようになったようです。

薄情者の文章・例文

例文1.学校で飼っているウサギが死んでも悲しまなかった僕にクラスメイトは薄情者だと言ってきた
例文2.父は困っている人にも絶対手を貸さない薄情者だ
例文3.遅刻は当たり前で約束は破るし悪びれもしない彼を薄情者だと思わずにはいられない
例文4.他人に対して関心がないだけで薄情者と言われるのも心外だな
例文5.来月の舞台で私は薄情者な王女役を演じる
薄情者と言われる人のほとんどが自覚なく当たり前のことをしていると思っているようです。

  • [adsmiddle_left]
  • [adsmiddle_right]

薄情者の会話例

  • もうそんなに泣くなって、ペットが死んでもまた飼えばいいだろ?

  • そんなすぐに気持ち切り替えられることじゃないでしょう?
    あなただって可愛がってたのに、そんな薄情者だったなんて知らなかったわ。

  • えぇ、そういうものじゃないのか・・・?確かに可愛がってはいたけど、泣くほどではないよ?

  • もういいわ!腹が立つから今日は私が許すまで話しかけないで!

ペットの死に悲しむことなく彼女が泣いている意味もよくわからない薄情者と言われる男性と怒り出す彼女の会話になります。

薄情者の類義語

薄情者の類義語には「冷淡」「血も涙もない」「無慈悲」などがあげられます。

薄情者まとめ

人や動物に対してあまり関心がなく、酷いと思われるような判断でも迷わずにできてしまうのが薄情者の特徴です。自己保身が大切だと教えられ、そのために知らない人、他人との関わりが少なく人情味が薄くなっている現代の日本は、旅行や移住してきた外国人にとって「日本時は薄情な人が多い」と印象を受けやすいようです。また、SNSが使いやすくなり、事故現場や修羅場、いじめの動画や写真などを投稿していいねやフォロワーを集めようとする薄情な人というのも増えているのが現状です。

最新の記事はこちらから