「薄氷を踏む思い」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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薄氷を踏む思い(はくひょうをふむおもい)

皆さん、最近何かヒヤヒヤするような体験をしましたか。最近だと、新型コロナウイルス感染が拡大してきており、少しいつもより体調が優れないというだけで、新型コロナウイルスに感染してしまったのではないかと不安になった人もいるのではないでしょうか。今回はそんな、心が落ち着かない、不安な様子を表現する「薄氷を踏む思い」という言葉について詳しく解説していきたいと思います。

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薄氷を踏む思いの意味とは

「薄氷を踏む思い」とは、薄い氷の上を歩くときのように緊迫した心持ちを表します。いつ事態が悪い方向へ転んでしまうか、不安で落ち着かない様子が「薄氷を踏む思い」です。

薄氷を踏む思いの由来

「薄氷を踏む」という字の通り、いつ割れてしまうか分からないほどに薄く張った氷の上を歩く時の、不安で落ち着かない様子からこの言葉ができました。

薄氷を踏む思いの文章・例文

例文1.小さな子供が公園で遊んでいるのを、薄氷を踏む思いで見守る。
例文2.薄氷を踏む思いで試合を見守ったが、彼らは無事勝利を収めた。
例文3.隣国の不安定な情勢に、日夜薄氷を踏む思いだ。
例文4.救助隊の到着が遅れており、ニュースを見守る国民は皆薄氷を踏む思いだった。
例文5.デビュー当時は初々しく、薄氷を踏む思いで見守っていたが、今や彼は大スターとなった。
「薄氷を踏む思い」は「緊張」と意味が似ていますが、もう少し危機迫る状況だと理解しておくと良いかもしれません。

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薄氷を踏む思いの会話例

  • 昨日初めて子どもを公園に連れて行ったんだよ。

  • 公園デビューはどうだった?

  • すごく喜んでいる様子だったんだけど、色んなものに興味がありすぎて薄氷を踏む思いだったよ。

  • そうよね。小さい子は何でも触ったり口に入れようとしたりするからね。

親は子どもの生活を見守る中で、薄氷を踏む思いをする場面が多々あるのではないでしょうか。子供の好奇心ゆえでしょうが、親としては落ち着かないかもしれませんね。

薄氷を踏む思いの類義語

「薄氷を踏む思い」の類義語には、「戦々恐々」や「一触即発」「一寸先は闇」などが挙げられます。

薄氷を踏む思いまとめ

今回は、いつ事態が転ぶか分からず不安で落ち着かないという意味の「薄氷を踏む思い」という言葉を紹介しました。最近の新型コロナウイルス騒動然り、政治関連のニュースなど、落ち着かないことが多々ありますね。ただ、私たちにはどうしようもないことに関しては、過度に神経質にならず、傍観者としている心持ちが大切かもしれませんね。

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