血気盛ん(けっきさかん)
子供や運動することが大好きな人などは、特にこの言葉が常に当てはまっているような状態かもしれません。何か大きな目標を持っている、大きな事を成し遂げた人が潜在的に持っている要素とも言えるかもしれません。
今回はそんな「血気盛ん」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。
血気盛んの意味とは
一言で「元気いっぱい」の気持ちや様子を表しています。
「血気」とは生命力のことを示した言葉で、「盛ん」とは勢いのよさなどを表した言葉なのですが、この二つの言葉が合わさることによって生きる気力に満ち溢れた、力強さを持っている気持ちや様子を表す言葉として使われています。
血は全身に流れているものであり、人の体の1割近くを占めているものであるため、その血が勢いよく流れている様子を元気よく前に進んでいるイメージと重ね合わせてみると、より説得力が増しますよね。
血気盛んの由来
「血気盛ん」という言葉の由来、古くはイエズスという会が、1603年から翌年に渡って長崎県で出版した、ポルトガル語を日本語で説明した辞書である「日葡辞書」にて「Qecqi(けっき)sacanna(さかんな)」という表記を残していることから、1603年前から使われていた言葉であると考えられます。
血気盛んの文章・例文
例文1.なんて血気盛んな人なのだろう。
例文2.血気盛んな人であり続けたいものだ。
例文3.血気盛ん。彼は誰が見てもそういう人だろう。
例文4.血気盛んな青年がいた。
例文5.今は落ち着いたものだが、若い頃は血気盛んだった彼は今経営者となっている。
誰しも常に血気盛んな状態でありたいとは思うものかもしれませんね。
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血気盛んの会話例
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この間私の息子が急に今度のテストで一位を取ると、血気盛んに宣言したんです。
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いい息子さんじゃないですか。
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普段はおとなしく携帯弄っているような子なんですけどね。
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何かあったんですかね?
何かがきっかけとなって血気盛んな人になる場合もあるかもしれませんね。
血気盛んの類義語
血気盛んの類義語としては、「バイタリティがある(ばいたりてぃがある)」や「血が滾る(ちがたぎる)」などの言葉が挙げられます。
血気盛んまとめ
特にこれからの季節は夏という、人によっては毎日仕事先に通うだけでもエネルギーが必要な時期へと移り変わっていきますよね。季節関係なく常に怠さを抱えている人だって沢山いることでしょう。
そんな時は血気盛んな人からどうすればそんな血気盛んな状態でいられるのか、アドバイスを貰ってみるのも悪くはないかもしれません。