「行雲流水」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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行雲流水(こううんりゅうすい)

皆さんは、こだわりや執着しているものはありますか。
自分の将来の夢が決まっていれば、その目標に向かって日々努力するでしょう。夢を叶えるという執着心があれば、それだけ努力できるでしょうし、夢にも近づくことでしょう。逆に何にも執着心がなければ、日々をなすがままに過ごすでしょう。そんな何にも執着がなく、物事に従って行動する様子を表す言葉として行雲流水という言葉があります。今回はそんな行雲流水について説明していきたいと思います。

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行雲流水の意味とは

空を何にもとらわれることなくゆく雲や川に流れる水のように、何にも執着することなく物事に従って行動するという意味です。

行雲流水の由来

行雲流水の由来は、11世紀後半の中国北宋(ほくそう)で書かれた「謝民師推官与書(しゃみんしすいかんにあたうるのしょ)」の中にあるそうです。その中で文を作るときは、空をゆく雲や水が流れるように決まった形はないという記述があったことから行雲流水として使われるようになったそうです。

行雲流水の文章・例文

例文1.行雲流水な彼は、何事にも執着せず淡々と学生生活をおくり勉強に励んでいる
例文2.これまで頑張って受験勉強に励んできたが、今では行雲流水のごとく結果を受け入れる心持ちである
例文3. 行雲流水である彼女は、人の意見に左右されやすく、すぐに嘘でも鵜呑みにしてしまう
例文4.行雲流水な性格である彼だからこそ、その結果に挫折せず継続することができた
例文5.行雲流水である彼女は、進学先もなすがままに決めることにしたらしい
行雲流水は、使える場面が限られてくるので、是非覚えておきましょう。

行雲流水の会話例

  • 彼っていつも何をかん考えているのかわからないよね。無表情だし、いつも行雲流水のごとく何事にも執着しないからね

  • そうだね。この前彼と同じグループになって発表をしたんだけど僕の意見をすんなり受け入れてくれたよ

  • それはいいね。グループで作業を行うときはチームワークが大切だものね

  • うん!話し合いで意見が別れることもわかったからすごく発表までスムーズに行うことができたよ

何事にも執着せず、物事に従って行動することは時として役に立つこともあります。しかし、行雲流水で自分の意見をもっていないと困ることもあるでしょう。

行雲流水の関連語

行雲流水の関連語としては「天衣無縫」「虚心坦懐」などがあげられます。

行雲流水まとめ

今日、自分の意見を持つことができる時代です。やりたいことや目標があるなら行雲流水にならず、自分でやりたいことをして充実した日々を過ごせるといいですね。

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