衣食足りて礼節を知る(いしょくたりてれいせつをしる)
今回は、「衣食足りて礼節を知る」について解説していきます。
なんだか難しそうな言葉ですが一語ずつ見ていけば難しい言葉ではありません。この機会に正しい意味と使い方を覚えましょう。
この記事の目次
衣食足りて礼節を知るの意味とは
「衣食」とはすなわち生活のことで、「礼節」は「礼儀」「節度」のことで、「社会生活を送るための秩序や必要な作法や行動」のことです。のことです。つまり、人は生活が事足りる、=(不自由がなくなる)ことで礼節を知る=(礼儀をしることができる)ということです。人は不自由なく暮らして、生活に余裕ができて初めて礼儀に関心を向けることができるという意味です。
衣食足りて礼節を知るの由来
「衣食足りて礼節を知る」の由来は中国「管子」の「倉廩實則知禮節、衣食足則知榮辱」という言葉です。意味は(倉廩実つれば則ち礼節を知り、衣食足れば則ち栄辱を知る)です。
衣食足りて礼節を知るの文章・例文
例文1.衣食足りて礼節を知るとはこのことか
例文2.衣食足りて礼節を知るというように出世してから行動が変わった
例文3.まさに衣食足りて礼節を知るという事だ
例文4.衣食足りて礼節を知ることができるというのは、人間の本質をとらえている
例文5.衣食足りて礼節を知ることができるように、人にはある程度の余裕が大切だ
複数の意味を持つような言葉ではないので、限定的な使い方しかできません。
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衣食足りて礼節を知るの会話例
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久しぶりだね。なんか変わったねー!落ち着つきがあるというか大人っぽくなったね。今仕事は何してるの?
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そうかな?ありがとう!一応、小さな会社を経営してる社長だよ。
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え!社長さんなの??だからか!衣食足りて礼節を知るとはこのことだね!
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まぁ、そうかもね!とても充実した生活をしているよ!
正しい意味と使い方をしっているとこんな会話で使うことができます。意外とあるあるなシチュエーションですよね。
衣食足りて礼節を知るの類義語
「衣食足りて礼節を知る」の類義語としては、「憂いも辛いも食うての上」「恒産無くして恒心なし」「常の産なき時は常の心なし」などがあげられます。
衣食足りて礼節を知るまとめ
今回は「衣食足りて礼節を知る」について解説しました。意味さえわかってしまえば使いやすい言葉ですね。難しそうな言い回しをしているだけで、意味は簡単です。あなたの周りにも衣食足りて礼節を知った人がいるのではないでしょうか?