「親族」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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親族(しんぞく)

親族というと、一般的には家族と親戚をイメージするかと思います。親族は「冠婚葬祭のお付き合いがあるところ」と普段は捉えているかもしれません。
仮に、自分の親戚の面倒を見ることになったり、相続の問題が出たときには、親族に関する法律上の定めで処理することになります。正確な親族の範囲を知っておきましょう。

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親族の意味とは

親族は、血のつながった血縁関係者と、結婚によってつながりができた配偶者の血縁関係者を合わせた総称です。日本の民法では、6親等内の血族および配偶者・3親等内の姻族を親族と定めています。

親族の由来

法律によって4親等内の親族のみなどの規制がありますが、親族の範囲を定めることで、子どもの扶養義務や親権、高齢となった親の成年後見、審判請求など「誰がするべきか」という課題に対して、適切な人間の適切な行動が見込まれます。

親族の文章・例文

例文1.あのおばさんには会ったことがないかもしれないが、うちの親族だぞ。
例文2.あの人は親族ではないから、うちの相続には関係ないはずだ。
例文3.家の財産を食いつぶして、あんな奴は親族として認められない。
例文4.もう彼女とは離婚しているのだから、彼女は親族ではないし、何の関係もない。
例文5.彼とは養子縁組しているし、うちの親族の一人だ。
血族は死亡によって身分が消滅します。姻族は死亡や離縁、養子縁組取り消しによって身分が消滅し、関係が途絶えることになります。

親族の類義語

親族と近い言葉としては「親戚」「親類」があります。親族とは違い、親戚・親類には〇親等内といったはっきりした範囲はありません。

親族まとめ

血縁関係のある親族は、子どものころから馴染みのある人たちとして、親族と認識しやすいと思われます。しかし姻族の場合は、血族より付き合いが浅いため、親族間の問題が起きた場合に、コミュニケーションが取りにくいことも多いようです。

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