「言葉の綾」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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言葉の綾(ことばのあや)

言葉の綾とは、巧みな言葉の言い回しのことです。はっきりと相手にものを言いづらい時に、色々と言い回しを使うこともあると思いますが、そういった言葉の使い方を言葉の綾と言います。今回はそんな「言葉の綾」について解説します。

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言葉の綾の意味とは

言葉の綾の意味は、微妙な意味合いや付け加えをする巧みな言葉の言い回しのことです。相手に対して、ストレートに伝えづらい時に、例えや比喩表現を用いて修辞を駆使した言葉の使い方のことを指します。少し都合の悪い事や、目上の相手に対しては、中々ストレートに表現して伝えることも難しいかもしれませんが、そんな時には言葉の綾を使って少し遠回しに物事を伝えることもあると思います。言葉の綾は英語では、「figure of speech」と表記されます。

言葉の綾の由来

言葉の綾の「綾」とは、横糸と縦糸が交互に入り組んで織り重ねられている織物のことです。その交互に入り組んだ模様から例えて、言葉の綾と使われるようになりました。因みに、心でも表されており、複雑な心身の動きを表す心の綾という言葉もあります。

言葉の綾の文章・例文

例文1.言葉の綾を巧みに用いられているのがこの本の面白いところだ。
例文2.行けたら行くというのは言葉の綾で、実際は行けない可能性が高いけど社交辞令で使う言葉だ。
例文3.冗談のつもりで言った言葉の綾が、想像以上に相手を傷つけてしまっていた。
例文4.あくまでも言葉の綾で、実際に非難しているわけではない。
例文5.言葉の綾を用いるのは良いが、遠回しに言いすぎると印象が悪くなることもある。
言葉の綾を使った例文になります。

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言葉の綾の会話例

  • この問題は簡単すぎて、赤子の手をひねるようなものだよ。

  • え?どういうこと?

  • 赤子の手をひねるってのは言葉の綾で、それくらい簡単ってことだよ。

  • びっくりした。本当に赤ちゃんの手をひねるのかと思ったよ。

赤子の手をひねるとは、無力の赤ちゃんの手をひねるくらい簡単であることを表しています。

言葉の綾の類義語

言葉の綾の類義語には、「譬喩」「比喩」などがあげられます。

言葉の綾まとめ

言葉の綾とは、相手にストレートに伝えづらい時などに巧みな表現を使った言い回しのことでした。ストレートに伝えづらい時、どうしても言葉の綾を使いがちになってしまうかもしれませんが、時にははっきりとストレートに話す必要がある場面もあるので、注意が必要です。

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