「足切り」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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足切り

国立大学を受ける学生にとって死活問題なのが、センター試験後の足切りではないでしょうか。国立大学の受験を経験された方は足切りを当たり前の認識でご存知かとは思いますが、私立大学の受験だけであれば、足切りを意識する事もない為、あまり深く理解していないケースもありますので、
受験における足切りについて、意味やシチュエーションも含めて、詳しく説明をしていきます。

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足切りの意味とは

足切りの意味とは、センター試験を受けた段階で一定水準の点数に到達しない場合は、2次試験が受けられない事です。足切りになってしまうと、それまでの受験勉強の成果を発揮する場所も与えられる事がない為、非常に悔しい結果になるでしょう。
ちなみに日本の最高学府と呼ばれる東京大学では2018年の足切り点数は文科一類が582点(正答率64.6%)文科二類が703点(正答率78.1%)文科三類が738点(正答率82%)理科一類が715点(正答率79.4%)理科二類が717点(正答率79.6%)理科三類が630点(正答率70%)となっています。
文系の最難関である文化一類については、文系の受験生が避ける傾向があり、毎年足切り点数は低めですが、文系のハイレベルな学生が多い為、足切りギリギリの点数での合格の可能性は低く、日本の受験において最難関と言える理科三類(医学)については、630点とかなり低い水準ですが、これもまた二次試験で高得点を叩きだす学生が多い為、実際に630点で合格するのは難しいと言えるでしょう。

足切りの由来

足切りの由来については、国立大学においては、私立大学と違って文部科学省管轄の一般社団法人であり、希望する全ての受験生に試験を受けされる事は物理的にも予算的にも難しい点があり、足切り制度を導入する事で、効率的な入学試験の運用を行っています。
その為、足切りを行っていますが、最近では一部の難関大学のみで実施されています。

足切りの文章・例文

例文1.例年東大の足切りの点数予測は予備校がしている
例文2.足切りギリギリで二次試験で挽回して、なんとか合格できた
例文3.今年は例年以上に足切りの点数が高く、涙を飲んだ
例文4.ギリギリの水準で出願すると、センター試験の失敗で足切りになる恐れがある
例文5.国立医学部は足切り点数が高い為、受験生のレベルが高いと言える
受験生にとってはまさに大問題と言えるのが、このセンター試験の足切りです。これによって、今まで数多の受験生が涙を飲んできましたが、ある意味では点数という一番わかりやすい指標で判断をされる為、公正である事は間違いありません。

足切りの類義語

足切りの類義語としては、「二段階選抜」や「門前払い」という言葉が挙げられますが、足切りという言葉はテレビなどでは不適切な表現として使われないケースもあります。

足切りまとめ

センター試験が終わり、多くの学生が最後の本番に向けて、必死に勉強をしている所だと思います。もちろん足切りになってしまった学生も他の大学の合格に向けて、努力を続けているでしょう。もちろん勉強が出来る事、点数が高い事が全てではありません。
たとえ足切りになってしまっても、そこまでの努力をする事、目標に向けて頑張った姿勢や問題を解決しようと考えた事は、社会に出てから大きく役に立つはずです。

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