「路頭に迷う」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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路頭に迷う(ろとうにまよう)

「路頭に迷う」というこの言葉、過去にまともな食事もできなかったというような経験をされたことがある方は、当時一度や二度思い浮かべたことがある言葉ではないでしょうか?
今回はそんな「路頭に迷う」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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路頭に迷うの意味とは

経済的に非常に苦しい状況に陥り、まともな生活をすることができなくなってしまい、どうすればいいのか困り果てている状態のことを表します。
「路頭」とは道辺のことを意味するのですが「どこ行くあてもなくその辺の道をずっとふらふら歩き回るしかないような状態」を、住むところすら失ったような状況や、次にどう生きていけばいいのかわからず困惑してしまっているような状況と重ね合わせて使われています。

路頭に迷うの由来

古くは新語園という、全10巻からなる中国の古典に登場する戒めを示した故事や逸話を選んで訳されたものの中に「路頭に吟て寄所無く」という一文が出てくるのですが、この「路頭(ろとう)に吟(さまよふ)て」という言葉が現在の「路頭に迷う」の由来になったとされています。

路頭に迷うの文章・例文

例文1.仕事を首になり、路頭に迷う。
例文2.路頭に迷うようなことはしてしまわないよう、気を付けよう。
例文3.彼はいつも調子に乗っていた。路頭に迷う状況になったのも納得だ。
例文4.私の妻は路頭に迷うという言葉を教訓としている。
例文5.失敗して路頭に迷うようなことになっても、その状況でどう行動するかが大切だ。

ギャンブルなど賭け事が好きな方は路頭に迷うような状況になってしまわないよう、注意しましょう。

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路頭に迷うの会話例

  • 一年前に起業した美知さん、事業に失敗してしまったみたいで今ものすごく生活に困っているそうですよ。

  • 美知さん、路頭に迷うような状況になってしまっていたんですね。

  • ただ、次の事業計画はあるそうです。

  • 逞しいなー。

今の時代は誰しも一歩間違えれば路頭に迷うような状況に陥ってしまう可能性がありますよね。

路頭に迷うの類義語

路頭に迷うの類義語としては「途方に暮れる」や、「食べていけなくなる」などの言葉が挙げられます。

路頭に迷うまとめ

何かの分野において成功をおさめた人こそ、過去にホームレスを経験したことがあるといった話はたまに聞きますよね。路頭に迷うのは意外と色々なことにチャレンジしようとするアクティブな精神を持った方なのかもしれません。
路頭に迷うような状況に陥ったとしても、何より大事なことは冷静に次はどうすべきか考え、行動していくことなのだと思います。

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