「軒昂」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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軒昂(けんこう)

軒昂とは、意気が高い、奮い立つなど勢力盛んや威勢良さを表す言葉です。大昔の合戦などから現在のスポーツや発表会前など、緊張しつつも気合があり意気込んでいる様々な場面で使われる非常に便利な言葉と言えるのではないでしょうか。一方で、類似の言葉も多数ありますが、より威勢の良さを強調したい場合に「意気軒昂」や「軒昂」と使われる傾向があるようです。それでは解説に入らせて頂きます。

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軒昂の意味とは

「軒昂」の意味は以下の通りとなります。
(1)意気が高く上がる。奮い立つ。
(2)気概や意気込みが盛んになる。意気込み奮い立つ。勢力盛んで威勢がいい。
(3)「意気軒昂」の略。
「軒昂」は「意気軒昂」を略した言葉とも受け取れ、意味はほぼ同じとなります。気概や意気込みが盛んな状態で、血気があったり気張っているなど要するに本気や真剣で熱くなっています。それは、スポーツの試合前や大事なテスト前など、勝負所を直前に控えて闘志が漲っていてテンション高くなっているのが「軒昂」なのです。従って、非常にポジティブな言葉であり、力強さや元気などに加えて勇ましさも感じられます。逆に言うと、気合が入り過ぎたり自信があり過ぎて、それが自惚れから失敗するケースもありますが、それでも再度挑戦する強い意気込みが「軒昂」から感じられます。

軒昂の由来

「軒昂」の由来は残念ながら不明です。文献としては、鎌倉時代の漢詩集「東帰集」(1364年頃)などに文言が記されています。

軒昂の文章・例文

例文1.毎朝走るようになってからやる気が漲る軒昂となり、気力が漲って仕事にも自信が出てきた。
例文2.亡くなる直前、父は最後に意気軒昂な姿を子供達に見せてくれた。
例文3.有名大学に在籍している家庭教師だけに子供への勉強の教え方も意気軒昂で半端ないが、これで受験に失敗したらどうするのだろう。
例文4.明日は大事な普通免許の仮免試験だが、子供の頃からテストは苦手でどうしても軒昂にはなれず不安しかない。
例文5.男性の軒昂たる態度が時には女性の心を打つようだが、薄給なのでどうしても虚勢すら張れずもどかしい。

気概や意気込みなどで「軒昂」を使った例文となります。

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軒昂の会話例

  • 何か、子供達が大分気合入っているね!

  • 明日は小学校の運動会ですから。ほら、去年はコロナでダメだったでしょう。

  • そうか。コロナで去年は中止だったんだ。だから2年振りになるのか。どうりで、軒昂になるわけだ。

  • あなたも、明日は早起きしてお弁当作りですからね。

子供達の運動会を明日に控えた夫婦の会話となります。

軒昂の類義語

「軒昂」の類義語には、「旺盛」「活発」「精力的」などの言葉が挙げられます。

軒昂まとめ

「軒昂」は意気が高いや奮い立つという意味の言葉で、四字熟語「意気軒昂」という形で使われる事も多いです。勢いや元気、或いは気力が漲っていたりと威勢良さやテンション高さを表現する非常にポジティブな言葉の代表と言っても過言ではありません。

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