転売ヤー(てんばいやー)
つい先日の2019年6月14日。「チケット不正転売禁止法」という、新しい法律が施行されたことをご存知でしょうか?
東京2020オリンピック第1回目のチケット抽選が行われるなど、今後ますますこのチケットなどに関する転売問題の対策は厳正なものになっていくと考えられますが、この「転売ヤー」という言葉はそれを行う人達のことを表した言葉になります。
そんな希少価値が高いものほどやられたら不愉快な気持ちになるこの「転売ヤー」という存在について、今回は解説をしたいと思います。
転売ヤーの意味
転売ヤーとは、「転売屋」という意味を指し示す、「転売」という言葉と「バイヤー」という言葉を組み合わせて生まれた造語になります。
ライブチケットや人気のゲーム機など希少価値の高いコンテンツは元の価格より高い値段であっても買い求めようとする人が多いため、その差で利益を得ようとして転売ヤーは転売行為を行います。
転売ヤーの由来
この転売ヤーが行う「転売」という行為に対しての対策は2014年に「ももいろクローバーZ」というアイドルグループがチケット購入者に対する顔認証システムを導入した事例が世界で初めてであるとされており、このことからこの転売ヤーという存在は2014年より以前から存在していたと考えられます。
転売ヤーの文章・例文
例文1.彼は転売ヤーだった。
例文2.転売禁止法という、転売ヤー撲滅に向けての法律が施行された。
例文3.転売ヤーになんてなってはいけないよ。
例文4.転売ヤーという千万円儲けた人がいる。
例文5.彼は長年転売ヤーを続けていた結果、逮捕されてしまった。
転売ヤーは詐欺罪に該当するため、つい最近も逮捕者が出ました。
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転売ヤーの会話例
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私の友人、ずっと副業でせどりをしていたのですが転売禁止法が施行されるということで怖くなってやめたそうです。
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せどりであればやめる必要なかった気もしますけど。
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当人が転売になるのかどうか、微妙な線引きができていなかったみたいです。
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「人に迷惑をかけているかどうか?」を軸に判断すればいいと思いますよ。
せどり屋と転売ヤーは似ているようで全く違うものになります。
転売ヤーの類義語
転売ヤーの類義語として「転売厨(てんばいちゅう)」や「転売禁止法(てんばいきんしほう)」といった言葉が挙げられます。
転売ヤーまとめ
なぜ転売行為や転売ヤーは悪だとして転売禁止法という、それを防ぐための法律まで生まれるのか。1番の理由はやはり本当に必要としている人の手に渡らないことで、不愉快な気持ちになる人が多く、またそのやり方が足元を見ているようなやり方であることが反感を買う理由になっていると考えられます。
転売された物を買う人もよくないという声も存在しますが、悪い転売ヤーは転売を行うために買い占めなどを行うケースも存在するため、やはり転売ヤーはどうあってもモラルに欠いている、転売禁止法などによって撲滅されるべき存在であると言えるでしょう。