近江八景(おうみはっけい)
近江八景とは、かつて日本の地方行政区分の一つであった近江国の中から選ばれた八つの優れた景色のことです。江戸時代後期の有名な浮世絵師の歌川広重は、近江八景を愛して多くの近江八景を描いたと言われています。今回は、そんな近江八景についてどんな場所があるのか、また由来や使い方などを交えてみていきたいと思います。
近江八景の意味とは
近江八景の意味は、かつて日本の地方行政区分の一つであった近江国の中から選ばれた八つの優れた景色のことです。近江八景というのは主に八つの風景を表す言葉ですが、その風景を題材にした八つの作品を表すこともあります。合わせて覚えておけるといいと思います。
近江八景の由来
近江八景の「近江」はかつて日本の地方行政区分の一つであり、「八景」ある地域における優れた風景を選ぶ様式のことです。これらのことから近江八景という言葉が今日の意味で使われるようになったと考えられています。
近江八景の文章・例文
例文1.近江八景の一つである石山寺を題材にした作品を鑑賞する。
例文2.近江八景を巡る旅をしたいと思い、計画を立てる。
例文3.旅行で近江八景の一つである浮御堂を訪れる。
例文4.近江八景の唐崎神社は大津市にあり、大津市は私の地元である。
例文5.近江国は現在の滋賀県にあたり、近江八景は琵琶湖を囲うように存在する。
これらから近江八景は、かつて日本の地方行政区分の一つであった近江国の中から選ばれた八つの優れた景色のことを表すことに使われます。
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近江八景の会話例
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今度日本を代表する素晴らしい景色を見ることができる琵琶湖を訪れたいと思っているんだよ。
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それはいいね。僕も琵琶湖は一度も行ったことがないから一度は行ってみたいよ。
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それに琵琶湖付近で有名な近江八景を見て回り写真を撮りたいんだ。
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それは楽しそうだね。だから君はこの前カメラを買っていたんだね。
これは、近江八景を巡ることを計画していることを話している様子です。
近江八景の類義語
近江八景の類義語には、「日本八景」「名勝」「行楽地」などがあります。
近江八景まとめ
近江八景は17世紀初期に選定されたと言われています。また、大津市には、そんな近江八景を題材にした歌川広重の作品を鑑賞することのできる歴史博物館があります。興味がある方は一度訪れてみるといいと思います。