逍遥(しょうよう)
逍遥の意味は自由気ままにあちこちをぶらぶら歩くことです。気持ちの赴くままにする散歩というイメージをするとわかりやすいかもしれません。テレビで過去に阿藤快さんや地井武男さん、現在は高田純次さんがやっている目的もなく街を散策するテレビ番組、あれも逍遥と言えるでしょう。今日は逍遥の意味や由来、例文、類義語を交えて、わかりやすく解説をしていきます。
逍遥の意味とは
逍遥の意味とは、自由気ままにあちこちをぶらぶら歩くことです。あてもなくブラブラする放浪などとは違い、気の赴くままに気分転換やリフレッシュを兼ねているのが、逍遥です。
また「小説神髄」やシェイクスピアの全訳をした著名な小説家である坪内逍遥もペンネームに逍遥を使っていますが、特に関係があるわけではありません。
逍遥の由来
逍遥の由来は元々は中国の漢書である「芸文志」から派生している言葉であると言われています。また小説家で劇作家の坪内逍遥の他には、戦国武将の武田信玄の弟で武田二十四武将である武田信廉(たけだのぶかど)は一般的には逍遥軒と言われています。
逍遥の文章・例文
例文1.逍遥する事で、気分転換となり仕事の効率が上がる。
例文2.いつもうちの子供は学校帰りに逍遥して、フラフラしてくるのよね。
例文3.秋の景色を見ながら、何も考えずに逍遥するのが最高のストレス発散法だ。
例文4.旅先の土地勘がない場所での逍遥はいくつになってもワクワクするね。
例文5.京都の鴨川あたりを何も考えずに逍遥出来たらいいだろうな。
逍遥は何も考えずにブラブラ歩く事ですから、人によっては大きな気分転換になるようで、そういった例文も含まれています。
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逍遥の会話例
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春の時期になると、休みの日に何か目的があるわけじゃないけど、フラフラ知らない所を歩いてみたくなるんだよね。
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春の暖かな気候がそういった気分にさせてくれるよね。
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自分では意識してないんだけど、逍遥する事で煮詰まっていた考えで急にアイディアが浮かぶ時もあるんだよ。
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あなたの様に仕事で忙しい人はそういった時間が心をリフレッシュしてくれるのかもね。
忙しい男性が春の季節に逍遥する事で心身ともにリフレッシュし、新たな気づきを与えてくれるという会話文でした。
逍遥の類義語
逍遥の類義語としては、「散歩」「散策」「ぶらぶらする」などがあげられます。
逍遥まとめ
逍遥をしている人も、何か明確な目的があるわけではないのかもしれませんが、そういった一見無駄に思える事にこそ、人生の豊かさが含まれているのかもしれません。季節柄がよくなった暁には、ふらりと逍遥してみるのもいいかもしれません。