「酒豪」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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酒豪(しゅごう)

「酒豪」とは「非常にお酒が強く大量に飲める人」です。最近は「ビール離れ」や「ノンアルコール」といった言葉からもアルコールを好まない人も増えていますが、それでも多くの人は毎日のように晩酌で飲み、一部に至っては週末や休日は昼間から飲む人もいますよね。それだけストレスが溜まり、飲まないとやっていられないのかも知れません。では単にお酒を飲むのではなく、誰よりもお酒が強く酔わない人「酒豪」の解説となります。

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酒豪の意味とは

「酒豪」の意味は以下の通りとなります。
 (1)アルコール飲料を大量に飲める人。大量に飲んでも酔わない人や悪酔いしない人。
 (2)アルコール度数が高い酒を好み、また人よりも多く飲める人や飲んでも醜態を晒さない人の呼び名。
”酒”は「エチルアルコールを含んだ飲料の総称」「清酒の通称」「酒を飲む事」、”豪”は「優れて強い」「財力や能力が抜きん出ている」「並外れている」で、非常にお酒の強い人が「酒豪」です。単に人よりも量的にお酒を飲めるというよりも、アルコール度数が高い酒を飲んでも平気であったり、そのような強い酒を好んだり、いくら飲んでも泥酔しないで正気を保っていられる人に対して使うことが多いです。また、一般人が日常会話等々で使うだけでなく、医療業界などもアルコール依存症にならない呼びかけなどで敢えて用いたりもします。「酒好き」とするよりも「酒豪」とした方が印象に残りやすいのか、危機意識を持ってもらう為に使うのでしょう。

酒豪の由来

「酒豪」の由来は残念ながら不明ですが、文献としては近代日本の小説家・水上滝太郎の著書「大阪の宿」などに文言が記されています。

酒豪の文章・例文

例文1.久しぶりに再会した友人は学生時代とは別人のように顔色がどす黒く、これはヤバい病気なのかと察したら、本人は酒臭い息を吐きちらしながら「段々と理想の酒豪になっている」と笑顔で語ったが、どう見ても棺桶や天国が近付いているのは明らかだが助言をしても聞き入れないので「羨ましい」とお世辞で喜ばした。
例文2.女の酒豪ほど悲惨な人生の結末を迎えるのに、当人は大人の女性だと喜んで昼間のワインが止められないとSNSに投稿していい気になっている。
例文3.動画サイトでアル中や酒豪と検索すると普通の人生ならまず関わる事のない変わった人達が大量に出現して、自分はまだまともなんだと安心する。
例文4.青森や沖縄は酒豪自慢が多いそうだが、今の時代それは自らバカだと主張しているようなものだ。
例文5.スケベで酒豪な不動産営業の筋肉マッチョが飲酒運転で捕まったが、本人は「まったく記憶がない」と言い張り裁判でとことん争うと聞いて、自分はもう一生酒を飲まないと心に誓った。
「酒豪」を使った例文となります。

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酒豪の会話例

  • 明日の飲み会、憂鬱だなー。

  • どうしてですか? コロナ渦が終わってやっと久しぶりの飲み会だから、楽しみじゃないですか。

  • あっそうか。〇〇さんはコロナ渦の入社だから、飲み会未経験なんだよね。課長や部長の酒豪ぶりを見たらもう引くよ。店中のアルコールを全て飲みつくす感じだからね。

  • そんな化け物のように飲むんですか? 逆にちょっと興味あるかも。

職場の飲み会を控えた先輩と後輩の会話です。

酒豪の類義語

「酒豪」の類義語には「大酒飲み」「大酒家」「酒飲み」「飲兵衛」「飲んだくれ」「酒好き」「蟒蛇」「酒家」「上戸」などの言葉が挙げられます。

酒豪の対義語

「酒豪」の対義語には「下戸」「甘党」「右党」などの言葉が挙げられます。

酒豪まとめ

お酒が強い人や大酒飲みが「酒豪」です。厳密には非常に酒が強く悪酔いしないで人に絡まない人を「酒豪」としますが、世間では単に大酒飲みやアルコール度数が高い酒を好む人も「酒豪」と呼んでいます。

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