醍醐味(だいごみ)
醍醐味の意味は、物事の本当の面白さや、物事の深い味わいを意味する言葉です。他にも意味がありますが、多く使われるのはこの意味です。「○○の醍醐味」といった形で使われることが多く、日常的に会話の中でも使われる言葉ですから、正しく覚えておきたい言葉です。今回は醍醐味の意味や由来、例文、類義語についてもわかりやすく解説をしていきます。
醍醐味の意味とは
醍醐味の意味は、物事の本当の面白さや、物事の深い味わいを意味する言葉であり、もともとには仏教で使われていた言葉です。また他の意味のものとして素晴らしい味わいの食物を指したり、美味の最上のものを指す醍醐の味と言う意味も含んだ言葉になっています。醍醐については由来のところで詳しく解説をしていきます。
醍醐味の由来
醍醐味の由来は、仏教用語からとなります。元々乳製品の発行の段階は5つ(乳・酪・生酥・熟酥・醍醐)に分けられており、この5つの味を五味と呼び、あとになるほど美味であるとされます。醍醐は一番最後ですから、最上の味であると言われ、最高のものが醍醐味と言われる様になり、言葉として定着をしています。
醍醐味の文章・例文
例文1.仕事の醍醐味は仲間と協力して得る達成感だ。
例文2.周りから評価されなくても、趣味の世界では自分自身を追求することが醍醐味だ。
例文3.サッカーの醍醐味は激しい攻防とゴールにあると言える。
例文4.箱根駅伝は山の上り下りの逆転劇が醍醐味だ。
例文5.お客様のありがとうと言う言葉に私の仕事の醍醐味が詰まっている。
醍醐味は物事の本当の面白さや最高の味と言う意味を持っているので例文もそういったものが多くなります。
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醍醐味の会話例
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新卒で会社に入って、まだ何もできないことが、悔しくて仕方がないです。
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でもまだ焦る事はないよ!仕事に必要な最低限の知識をつけてからが勝負だからね。
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何とか早く先輩たちと共に戦力になれるように、頑張りたいと思います!
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そうだね、周りと協力して成功をする事こそ、仕事の醍醐味だからね。一緒に頑張ろう!
新卒で会社に入った若い男性とそれを見つめる先輩女性社員との会話でした。
醍醐味の類義語
醍醐味の類義語としては、「やりがい」「真骨頂」「妙趣」などがあげられます。
醍醐味まとめ
醍醐味と言葉について、説明をしてきました。元々の由来などは非常に興味深いものとなっています。人生がより豊かで有益なものになるには、自分自身が多くの醍醐味と出会うこともまた重要と言えるのではないでしょうか。