金の切れ目が縁の切れ目(かねのきれめがえんのきれめ)
普段の生活の中でどれだけ人間関係というものに意識しているでしょうか。そもそも人間関係とはどういうものをきっかけとして成り立っているのでしょうか。考えるとキリがないですし、人によって千差万別であると言えます。ただ1つ言えるのは、お金でつながっているような関係は、お互いにとってメリットがないということです。そこで、「金の切れ目が縁の切れ目」という言葉に関して解説をしていきたいと思います。
この記事の目次
金の切れ目が縁の切れ目の意味
金の切れ目が縁の切れ目という言葉は、お金がなくなり貧乏になる=関係が途絶えるという意味で、今で言うところの水商売と客の関係を指している言葉になります。間違った解釈としては、友人や恋人と金銭トラブルが原因で縁が切れたというニュアンスの使い方です。友人や恋人はそもそもお金で繋がるようなものではないので、この言葉には当てはまりません。
一般的にお金に縁がないことを表します。
金の切れ目が縁の切れ目の由来
元々は遊女と遊客の金銭でなり当たっていた関係のことを指して使われた言葉です。お金がある間は遊女にもちやほやされますが、なくなった途端に裏返しになるので、このような言葉が使われるようになりました。
金の切れ目が縁の切れ目の文章・例文
例文1.昔から金の切れ目が縁の切れ目で苦しむことも多かった
例文2.金の切れ目が縁の切れ目な関係にはなりたくない
例文3.金の切れ目が縁の切れ目で、お金がないと知ると彼女は去っていった
例文4.僕と彼は、金の切れ目が縁の切れ目のような関係にはならない
例文5.金の切れ目が縁の切れ目だし、あの取引先とはここまでかな
言葉自体があまり良い印象の言葉ではないので、言う方にはあまり良い印象はないですし、言われるのも微妙な気持ちになりますね。
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金の切れ目が縁の切れ目の会話例
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昨日、高校の同級生から連絡が来てお金を貸して欲しいって言われたんだよね。
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そうなの!?
なんて返事したの? -
貸せるほどお金を持っていないって言ったら、そのまま切られちゃったよ。
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金の切れ目が縁の切れ目って本当なのね。
実際にこのような関係性になってしまうと、悲しいですが現実を思い知らされますね。
金の切れ目が縁の切れ目の類義語
金の切れ目が縁の切れ目に似た言葉があり、「愛想尽かしも金から起きる」と言う言葉があります。
金の切れ目が縁の切れ目まとめ
実際にお金でつながっている関係というのは、話をしてても薄っぺらくどこかよそよそしかったりするものです。そういった関係はこちらから切ってしまうのも一つの考えではないでしょうか。