金科玉条(きんかぎょくじょう)
「金科玉条」という言葉をご存知でしょうか?
あまり見かけない四字熟語だと思います。この言葉にはいったいどんな意味が込められているのでしょうか?
今回は「金科玉条」について詳しくご紹介していきます。
金科玉条の意味とは
「金科玉条」とは、とても重要な規則や法律のことで、絶対的なよりどころとなるものを意味する言葉です。
金科玉条の由来
「金科玉条」は、中国で生まれた言葉で、「金」は黄金、「玉」は珠玉を意味し、とても貴重なもの・重要なものを例えています。また、「科」と「条」は規則や法律の条文を意味していることから、「とても重要な規則や法律」という意味を持つ四字熟語として使われています。
現代ではこの意味が転じて「融通が利かない」という意味で使われることもあります。
金科玉条の文章・例文
例文1.父からの教えを金科玉条としている。
例文2.校則を金科玉条のごとく守る。
例文3.自分なりの金科玉条を考える。
例文4.あのクラスの生徒全員が先生の言うことを金科玉条のように守っていて少し気味が悪い。
例文5.恩人からのアドバイスを金科玉条としている。
絶対に守るべきものや頼りとするものを指す言葉として使われています。
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金科玉条の会話例
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いやー飲んだ飲んだ。シメのラーメン食べに行こうよ。
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ダメ。夜中は食べないって決めてるから。
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またそれだ。君は金科玉条のごとくそれを守っているようだね。
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だって、食べたいけど絶対後悔するから!!!
金科玉条を持つことは何かを成し遂げるうえでよりどころとなるでしょう。
金科玉条の類義語
「金科玉条」と関連する言葉には「おきて」「座右の銘」「よりどころ」などがあります。
金科玉条まとめ
今回は「金科玉条」について詳しくご紹介していきました。
一見、華やかな意味を持っていそうな言葉に見えますが、おきてや規律といった厳かな意味をもつ言葉なのです。