金言(きんげん)
時に人は言葉に励まされることがあります。先人たちの残した言葉には経験に裏打ちされた力強さがあり、たとえそれがほんの1フレーズだけだったとしても、我々に勇気を与えてくれます。今回は「金言」の意味・使い方・例文・類義語についてわかりやすく解説します。
金言の意味とは
古人の残した、人生の規範とすべきすぐれた言葉。また、仏の口から出た、不滅の真理を表す言葉。
今もなお価値ある言葉は金言として現代にも語り継がれており、時代を超えた金言にはそれだけの重みと価値があるのではないでしょうか。
金言の由来
「金」は黄金のように美しいものや貴重なものを例える時に使われます。また「言」は、言葉を意味する漢字です。したがって、「金言」は【黄金のように価値のある言葉】を指すとわかりますね。つまり、この熟語は、先にくる漢字が後の漢字を修飾する関係で成り立っているのです。
金言の文章・例文
例文1.勇気が欲しいときは、私の尊敬する偉人の金言を心のなかで思い出すことにしている。
例文2.私の学校では、校長先生が毎回金言を用いたスピーチを披露する。
例文3.金言の本当の意味を理解している人は限られている。
例文4.たくさんある金言のなかでも、「人生は30,000日しかない」が一番印象に残っている。
例文5.人生において、金言から学ぶことは多くある。
例文4で用いた「人生は30000日しかない」はドリュー・ヒューストンの金言です。
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金言の会話例
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あなたが一番印象に残っている金言は何ですか?
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やはり孫子の兵法の「兵は詭道なり」ですね。簡単に言うと、「戦いとは騙しあいである」ということだね。
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始めて聞きました!もう少し詳しく教えてください。
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できることをできないように見せ、できないことをできるように見せる。そういった駆け引きが戦いの本質であり、相手の裏をかくことで弱者が強者に対峙したり、勝てる戦いに持ち込むのが兵法ということさ。
孫子の兵法には他にも素晴らしい金言がいくつもあります。しっかりと勉強をする事で知識や知恵が広がるのではないでしょうか。
金言の類義語
「金言」の類義語には、「名言」、「格言」、「至言」等があります。
金言まとめ
金言は過去の偉人が残した優れた言葉で、今の時代になっても学ぶことは多いと思います。やはり成功している偉人の言葉には、なにか深く刺さるものもあるので、これを機に、気になる金言について調べてみてはいかがでしょう。