「閉口」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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閉口(へいこう)

自分なりのこだわりがある人ほど、様々なものとの関わりが広くなればなるほど「うわー」と目を逸らしたくなるような場面に出くわしやすくなるものですよね。この言葉はそういった感覚を抱いた時に用いる言葉となっております。
今回はそんな「閉口」という言葉について、深く掘り下げていきたいと思います。

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閉口の意味とは

「閉口」とは、言い負かされるなどのネガティブな意味で圧倒的だと感じるものを前にして、もはやどうすることもできない、どうしようもなく困る、言葉が出なくなるような気持ちや、動作に対して用いられる言葉になります。
閉口頓首といった四字熟語などにも使われており、残念な気持ちになるような出来事があった芸能人のニュースなどにおいてもよく使われる機会がある言葉です。

閉口の由来

「閉口」という言葉は中国語が元になっていると考えられています。
最も古いものとして中国の「太平記」というものの中で「去れ共大儀なれば、満座閉口の処に」という、この時は動作のことを表した一文があり、これが語源であり由来となっているのではないかと考えられています。
この言葉がネガティブな感覚を抱いた時に用いられるようになったのは、康治2年の1143年に藤原頼長(ふじわらのよりなが)が書いた台記の中で使われたことが始まりであるとされています。

閉口の文章・例文

例文1.友達のとんでもない言動に閉口する。
例文2.無口な彼はいつだって閉口している。
例文3.閉口した。なんてひどい人なんだ。
例文4.賭け事でボロ負けして閉口した。
例文5.閉口した気持ちになる毎日だった私にも、ようやくツキが回ってきたようだ。

閉口は動作に対しても使える言葉ではあるのですが、感情表現と混ざってしまいややこしいため、日常会話ではあまり見られないものかもしれません。

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閉口の会話例

  • 昨日電車の中で閉口するような出来事があったんですよ。

  • 何があったんですか?

  • 満員電車だったんですけど、網棚で横になって寝てる人がいたんですよ。

  • それは閉口案件ですね。

閉口という言葉は「えぇ?」「本当に?」といった感覚で、当人が嫌だと感じる驚くような出来事に出くわした時にも使うことができる言葉です。

閉口の類義語

閉口の類義語としては、「辟易する(へきえきする)」や「倦厭する(けんえんする)」などの言葉が挙げられます。

閉口まとめ

夏などの暑い季節は外を歩いているだけでも閉口するような気持ちになってしまいがちなものかもしれません。そんな時はアイスを食べたり誰かと話すなど開口して、なんとか乗り越えていきましょう。
特に暑さ関係なく常に閉口したような気持ちの人は、カラオケに行って全力で歌うなどして開口してみると、スッキリできるかもしれません。

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