院内感染(いんないかんせん)
日和見感染とも呼ばれるこの感染、とても重症化する可能性が高いことからも一般的な医療機関において避けたい事態です。また、この時期に肺炎を患ってしまった人、その可能性のある人は新型コロナウイルスに感染しているか検査してほしいという希望の声が多くありますが、実際には検査してもらえないという現実があります。
病院に行けば検査してもらえると思い、病院に赴いたが検査してもらえず、ウイルスを病院に拡散してしまったなんてことにならないようにしたいですね。では、この院内感染について詳しく見てみましょう。
院内感染染の意味とは
病院には、臓器などに問題があることで感染症に対しての防御能力が下がっている人が多くいます。感染症が発生しやすい環境があることからも、病院内で感染力の強い感染症が蔓延した場合には重大なインシデントとなってしまいます。
このように、病院内で細菌やウイルスなどの病原体にさらされている中で生じた感染のことを院内感染と呼ぶのです。
院内感染の由来
感染が疑われる場合(風邪の症状や37.5度以上の熱が4日以上続く場合や強い倦怠感や息苦しさがある場合)、厚生労働省では最寄りの保健所などに設置されている「帰国者・接触者相談センター」に問い合わせることとしています。
その後、感染が疑われる人は、該当医療機関に案内、調整してくれる手続きをしてくれます。
複数の医療機関にかかることは推奨していないことからも、適切な対処が求められます。
下記に厚生労働省が発表しているQ&Aがありますので、一度確認してみてください。
新型コロナウイルスに関するQ&A(一般の方向け)-厚生労働省
院内感染の文章・例文
例文1.病院に訪れる人は、院内感染をしないように気を付けなければならない。
例文2.免疫疾患のある人は、院内感染によって重篤化することも考えられる。
例文3.病院には院内感染というリスクもあるが、行かなければならない。
例文4.病院の医師や看護師にも院内感染の可能性がある。
例文5.大きな病院で院内感染が確認された場合、感染者は爆発的に増えるだろう。
病院にも感染症に対する設備が整っているところとそうでないところがあるため、いたずらに複数の医療機関にかからないようにしましょう。
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院内感染の会話例
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WHOも世界的な大流行であるパンデミックには至ってないとしているけど、それもいつ撤回されるかわからないよね。
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今回の感染症によって、みんな混乱しているから情報の精査ができていないことが問題よね。
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複数の医療機関にかかることで、院内感染しないように気を付けないと。
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そうね。過度な不安をあおる情報に惑わされて感染を拡大しないように、気を付けないとね。
ウイルスという目に見えない脅威だからこそ、不安を加速させています。
院内感染の類義語
院内感染の類義語として、「市中感染」「日和見感染」などがあげられます。
院内感染まとめ
新型コロナウイルスが原因でなくても肺炎にかかってしまうリスクの高い季節です。しかし、小さい子供がいたり、高齢者がいたりすると新型コロナウイルスではないかと余計に心配になってしまうでしょう。
今回の新型コロナウイルスは、普通の風邪やインフルエンザとの差がほとんどわからないということが余計に不安をあおっているようにも思います。過敏になっているともとれますが、第一に個々人が周りに感染させないようにすることを考えると過敏なほうが良いのかもしれません。
また、政府の新型コロナウイルスへの対応には疑問が残る対応であったことからも、これからどのようにして感染症に対応するのか具体的な対応策が求められています。