「陰謀」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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陰謀(conspiracy)

何か事件が起こった時、犯人はいかにも優しそうで、そんなことを凄惨な事件を起こす人には見えない・・・ということがよくあります。
けれど、人の好い笑顔の裏に恐ろしい考えやたくらみが隠れている、ということは珍しいことではありません。
「陰謀」とは、そんな裏のたくらみを示す言葉です。しかし、「言いたいけど言えないで怒りが積もってしまう」というような事とは違い、陰謀はもっと計算的で、陰湿なものです。
この記事では陰謀という言葉について見ていきます。

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陰謀の意味とは

陰謀とは、「陰で謀る」と書きます。裏で悪い計画を練ることを差します。
陰謀は決して表舞台には出ません。近い言葉には「知略」や「軍略」があります。三国志の諸葛亮公明や、戦国時代の竹中半兵衛など、軍師は今でも人気です。彼らは決して表には立たず、裏で画策し、戦争を勝利に導きました。
陰謀も同じで、誰にも知られないように長い間計画を練り、自分の目的を成し遂げるために実行します。
たとえば、陰謀論という言葉があります。「イルミナティという陰の秘密結社が世界を牛耳っている」など、一見突拍子もなく聞こえる様々な説があります。「9.11のテロは、実はアメリカの政府による自作自演だった」というように、「現実的に理解されている裏で別の動機が働いていた」という場合も陰謀と呼びます。

陰謀の由来

陰謀は「陰で謀る」と書きます。「陰」は「日の当たらないところ」、「謀」は「成功するよう事前に考えておくこと」という意味があります。これが合わさり、「陰で計略を練る」という意味になりました。

陰謀の文章・例文

例文1.彼が辞職に追い込まれたのは、部長の陰謀に違いない
例文2.陰謀をはかって仕返しするより、過去のことを忘れて前進した方が良い
例文3.陰謀論を信じるかどうかは人それぞれだ
例文4.敵陣営の陰謀に踊らされる
例文5.まだ陰謀があったと疑っているのか
陰謀が明らかになるのは大抵誰かが被害を被った後です。また立証も難しい場合が多いです。

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陰謀の会話例

  • なぜ叔父と叔母は仲が悪くなったんだろう?祖母が死ぬまでは、あんなに仲が良かったのに。

  • 遺産分配で揉めたのが決定的よね。今となっては絶縁状態だものね。

  • なあ、どうやらこれには、陰謀が潜んでいると思わないか?明らかに誰かけしかけたやつがいるんだよ。

  • そんなまさか。それで得する人がいるってこと?

まるで映画のようですが、上記の会話では兄弟の仲違いが陰謀によるものではないかと疑っています。陰謀というのはなかなかはっきりと見えないので、いつまでももやもやしてしまいますね。

陰謀の類義語

陰謀の類義語としては、「謀略」「計略」「黒幕」などが適当かもしれません。「裏で糸を引く」という言い方もできます。

陰謀まとめ

陰謀はポジティブに使われることはありません。人を害する目的で練られる計画を差して言うので、使い分けに気をつけましょう。

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