「雇用統計」の使い方や意味、例文や類義語を徹底解説!

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雇用統計

最近、国会の答弁やネットニュースでよく耳にするのが雇用統計というキーワードです。意味について問われたとき、はっきり説明できる人は少ないのではないでしょうか。今回は今さら聞きにくい雇用統計の内容について、ばっちりおさらいしていきたいと思います。

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雇用統計の意味とは

雇用統計とは政府が定期的にリサーチしている、いわゆる働き方の調査結果のこと。雇用統計には色々なタイプがあり、もっとも有名なのが厚生労働省の毎月勤労統計調査です。毎月勤労統計調査は全国のそれぞれの企業で、どのくらい給料が支払われているのか、1人あたりの労働時間はどのくらいなのか具体的に調べた調査結果のことです。この数字は「日本のリアルな経済状況」に直結する内容のため、新たな政策をつくるときに欠かせない要素となっています。

雇用統計の由来

雇用統計は日本だけではなく、世界の国々でもおこなわれています。アメリカが毎月第1週目の金曜日に公開している「アメリカ発の雇用統計」は、日本の株価や世界のマーケットに大きな影響を与えています。2019年1月にはエリート省庁でもある厚生労働省が毎月勤労統計をねつ造した疑惑が浮上し、国内でも統計の在り方に疑問が投げかけられています。

雇用統計の文章・例文

例文1.日本の雇用を守るためには、正しい雇用統計調査が必要だ
例文2.ひとつの不正を誤魔化すために、雇用統計のねつ造がおこなわれた
例文3.アメリカの雇用統計が間もなく発表される、いつになく緊張するな
例文4.米国の雇用統計の指標によって、日本のマーケットは上がり下がりを繰り返している
例文5.政府によって、新しい雇用統計が報道陣に公開された
毎月発表される米国の雇用統計の中でも、とくに注目度が高いのが国のスタミナ度を示す「失業率」です。アメリカや世界経済を占う重大な数字でもあるため、多くの投資家たちが固唾をのんで発表の瞬間を見守ります。

雇用統計の類義語

雇用統計など政府が発表する数値のことを、「経済指標」と呼ぶことがあります。経済指標には物価がどのくらい上がったのか、景況感はどうかなどのアンケートの結果も含まれます。国の今の姿を知ることができるのが、経済指標です。合わせて「勤労統計」も関連語としてはありますので、覚えておくといいでしょう。

雇用統計まとめ

ニュースでも話題になっている雇用統計とは、政府がまとめた雇用に関する調査報告書です。雇用統計にはいくつかの種類があり、最近話題になっているのが厚生労働省が管轄する、毎月勤労統計調査です。アメリカの雇用統計と同じく、日本の経済界や政界に大きな影響を与えるものです。国の在り方を占う指標のため、小さな不正も許さないという国民の毅然とした姿勢が求められます。
政府発表の雇用統計については「総務省統計局・労働力調査」より詳しく確認して下さい。

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