離岸流 (りがんりゅう)
夏になり海水浴を楽しむ人も多く、気がついたら沖に流されていたという事故が起きたりそして台風が接近すると波が高くなり大変危険ですので、ニュースでも離岸流に巻き込まれないように注意を促したり、離岸流に流されたら浮いて救助を待ちましょう、などの離岸流の危険やもしもの時の対処法が報道されています。水泳の授業や試験にも離岸流について勉強した人もいるのではないでしょうか。離岸流とは一体なんなのか、これから解説していきます。
離岸流の意味
海浜流系の一種で、海岸の波打ち際から沖合に向かってできる流れのこと、海岸に打ち寄せた波が沖に戻ろうとして、浜や岸から離れていく流れを言います。
なのでこの離岸流に巻き込まれるとどんどん人のいるところから海へと流されてしまい行方不明や溺死などの事故になってしまいかねませんので注意が必要です。
離岸流の由来
言葉の由来は漢字そのまま、海岸から離れていく強い流れで「離岸流」となります。
対義語である向岸流は岸に向かっていく流れで「向岸流」になります。この岸に向かってきた波が沖に戻る際に離岸流となります。
離岸流の文章・例文
例文1.今ニュースで離岸流に巻き込まれたら逆らって泳がず向岸流の方へ横に泳ぐと良いと情報が出た
例文2.水泳の授業で離岸流について学び対処法まで教えてもらった
例文3.離岸流に巻き込まれない一番の予防法は海に近づかないことだ
例文4.海水浴での事故は離岸流に巻き込まれて岸に戻れなくなったというものが多い
例文5.離岸流には気をつけろと再三言われたのに今僕は沖に流されてしまったので落ち着いて浮いた状態で救助を待っている
離岸流を使った例文はこのようになります。離岸流に巻き込まれないように注意しましょう。
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離岸流の会話例
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いま台風が近づいてて津波とか危ないから絶対海の近くに行ったらダメだよ
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えーまだ風も強くないしそんなに簡単に攫われたりしないよ
パパは本当に過保護なんだから -
いや、津波ってのはいきなり高い波が来て人を簡単に攫っていくんだよ。今まで何人も面白がって様子を見に行って離岸流に流されて亡くなった人がいるんだから絶対に近づいたらダメだよ
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離岸流か、体育の授業でやったなあ。そういうものなのね、わかった行かないようにするね
ニュース番組でも、どんなに注意しても毎年様子を見に行って離岸流に巻き込まれる人がいると話していました。決して近づかないようにしましょう。
離岸流の類義語
離岸流の類義語には「高潮海流」や「水流」など並みに関する言葉が挙げられます。
離岸流まとめ
小・中学生は水泳の授業が活発な印象ですが、泳ぐのが苦手、授業に出たくないと感じる子どもはかなり多いようです。今まで興味もなく泳ぐ機会も作ってこなかった人でも、大学生や社会人になるとSNSのためだったり心境の変化、友人との遊びであまり泳げなくても海に行く機会が増えると思います。離岸流のことを知っていないともしもの時に対応ができず取り返しのつかないことになってしまう事も可能性としてあるので、離岸流という流れがある事や対処法をよく覚えておいてください。それと波打ち際などで発生する戻り流れという波にも注意してくださいね。